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作品詳細
花園の迷宮
昭和初期横浜で起こった連続殺人事件を描く
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。昭和十七年、横浜の廓ホテル・福寿楼に冬実と美津という二人の女の子が売られてきた。ここの女主人は秋元多恵という美貌の持主だった。翌日、多恵の夫・市太郎が浴槽で惨殺された。ボイラーマンの荘介も脇腹を刺されて重体、さらに運河には地下溝を修理中の職人が殺されていた。そんなときアメリカから市太郎の姉・キクが帰ってきた。キクは多恵を犯人と決めつけ、警察もまた多恵が市太郎に睡眠薬を飲ませた事実から彼女を疑っていた。しかし、意識を取り戻した荘介の証言で多恵は救われた。
■解説
昭和初期、横浜の遊廓を舞台に起こった連続殺人事件を、人間の愛や憎しみを絡めながら描く。山崎洋子原作の同名小説の映画化で、脚本は「夜汽車」の松田寛夫が執筆。監督は「花いちもんめ」の伊藤俊也、撮影は「別れぬ理由」の木村大作がそれぞれ担当。
- 配給:-
- 製作国:日本(1988)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 伊藤俊也 (イトウシュンヤ) |
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脚本 | 松田寛夫 (マツダヒロオ) |
原作 | 山崎洋子 (ヤマザキヨウコ) |
企画 | 日下部五朗 (クサカベゴロウ) |
プロデューサー | 本田達男 (ホンダタツオ) 中山正久 |
撮影 | 木村大作 (Daisaku Kimura) |
美術 | 西岡善信 (ニシオカヨシノブ) |
音楽 | 池辺晋一郎 (イケベシンイチロウ) |
主題曲 | マーサ・三宅 (マーサミヤケ) |
録音 | 芝氏章 |
照明 | 増田悦章 (マスダヨシアキ) |
編集 | 市田勇 (イチダイサム) |
助監督 | 藤原敏之 (フジワラトシユキ) |
スチール | 中山健司 (ナカヤマケンジ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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島田陽子 (Youko Shimada) | 秋元多恵 |
工藤夕貴 (Youki Kudoh) | 冬実 |
野村真美 (ノムラマミ) | 美津(椿) |
黒木瞳 (Kuroki Hitomi) | 百合 |
辻沢杏子 (ツジサワキョウコ) | 牡丹 |
伊藤祐未 (イトウユミ) | 夕顔 |
首藤真沙保 | 紅葉 |
朝比奈順子 (アサヒナジュンコ) | 桔梗 |
久米朗子 | 紫苑 |
斉藤厚子 (サイトウアツコ) | 芙容 |
広瀬朋子 (ヒロセトモコ) | 藤 |
中尾彬 (Akira Nakao) | 秋元市太郎 |
白木万理 (シラキマリ) | お徳 |
丸平峰子 (マルヒラミネコ丸平峯子) | お民 |
小島三児 (コジマサンジ) | 番頭 |
大木晤郎 | 書記 |
伊武雅刀 (Masato Ibu) | 高木捜査主任 |
寺田農 (Minori Terada) | 原田 |
三浦賢二 (ミウラケンジ) | 大竹 |
岩尾正隆 (イワオマサタカ) | 吉本 |
高並功 | 関口 |
野口貴史 (ノグチタカシ) | 遠藤 |
粟津號 (アワヅゴウ) | セメント職人 |
中島葵 (ナカジマアオイ) | 中村 |
菅貫太郎 (スガカンタロウ) | 軍需成金 |
西田健 (ニシダケン) | 海軍将官 |
名高達男 (Tatsuo Nadaka) | 武宮中尉 |
江波杏子 (Enami Kyoko) | 秋元キク |
内田裕也 (Yuya Uchida) | 三谷荘介 |