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作品詳細
野獣死すべし 復讐のメカニック
復讐に賭けた主人公が非情な戦いを展開する
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。アポロンの英智とディオニティウスの狂熱をかねそなえた精悍な美しさをもった伊達邦彦。その冷たく磨ぎすまされた表情の裏側では、12年前、会社を倒産させ、父・英彦を自殺に追いやった男たちに対する復讐の炎をふつふつと燃えたぎらせていた。やがて、伊達の完全犯罪による復讐は始まった。最初の犠牲者は不動産屋の島村。次いで、レジャー産業経営の藤田、製薬会社の重役・鷹森などを抹殺。警察当局の発表では、彼らは事故死か強盗殺人と処理された。しかし、一連の事件に一人だけ不審を抱く男がいた。東洋日報の記者・正田である。
■解説
昭和34年に公開された「野獣死すべし(1959)」の続編。復讐に賭けたクールな主人公が、非情な戦いを展開するハードボイルドアクション。原作は大藪春彦の小説『野獣死すべし・復讐簾』。脚本は工藤裕弘と「薔薇の標的(1972)」の白坂依志夫、監督は脚本も執筆している「野獣狩り」の須川栄三、撮影も同作の木村大作がそれぞれ担当。
- 配給:-
- 製作国:日本(1974)
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- ジャンル:
- アクション
■スタッフ
監督 | 須川栄三 (スガワエイゾウ) |
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脚本 | 白坂依志夫 (シラサカヨシオ) 工藤裕弘 須川栄三 (スガワエイゾウ) |
原作 | 大藪春彦 (オオヤブハルヒコ) |
製作 | 金子正且 安武龍 (ヤスタケリュウ) |
撮影 | 木村大作 (Daisaku Kimura) |
美術 | 樋口幸男 (ヒグチユキオ) |
音楽 | 村井邦彦 (ムライクニヒコ) |
録音 | 伴利也 (バントシヤ) |
照明 | 高島利雄 (タカシマトシオ) |
編集 | 黒岩義民 |
助監督 | 安田真人 (ヤスダマサト) |
スチル | 中尾孝 (ナカオタカシ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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藤岡弘、 (Hiroshi Fujioka) | 伊達邦彦 |
黒沢年雄 (Toshio Kurosawa) | 正田純一 |
緑魔子 (Midori Mako) | 若月貴美子 |
小松方正 (コマツホウセイ) | 矢島裕介 |
村井国夫 (Kunio Murai) | 矢島雅之 |
真理明美 (マリアケミ) | 矢島典子 |
加藤嘉 (カトウヨシ) | 金松竜之介 |
田中京子 (タナカキョウコ) | 矢島佐和子 |
近藤宏 (コンドウヒロシ) | 熊井力 |
西村潔 (ニシムラキヨシ) | 山下 |
熊谷卓三 | 島村甲介 |
津田光男 (ツダミツオ) | 藤田綿吾 |
守田比呂也 (モリタヒロヤ) | 鷹森春樹 |
加藤和夫 (カトウカズオ) | 馬場捜査一課長 |
渥美國泰 (アツミクニヤス) | 毛利教授 |
伊藤幸子 (イトウコウコ) | 衣川千絵 |
奥野匡 (オクノタクミ) | 水野志津男 |