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作品詳細
呪いの館 血を吸う眼
日本ではめずらしい吸血鬼映画
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。灰色の荒野に、密生した枝が一本。その影から黄金に輝やく巨大な眼がじっと覗いている−−秋子の描いた油絵を見て、「そんな少女時代の幻想にばかりこだわっていると佐伯さんは私が奪っちゃうわよ」と夏子は笑った。秋子は、中学の先生をしながら富士見湖畔に妹の夏子と二人で住んでいた。レスト・ハウスの管理人、久作は、何かと二人の手助けをしてくれていた。その久作のもとに大きな柩が届けられた夜から、秋子の少女時代の恐ろしい幻想は現実のものとなって襲ってきた。町へ出て恋人の佐伯に全てを話そうとする秋子。
■解説
一八九四年に発表されたブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」は数えきれぬほど映画、舞台化された。この作品は日本ではめずらしい吸血鬼映画。脚本は武末勝と「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」の小川英。監督も同作の山本迪夫。撮影は「商魂一代 天下の暴れん坊」の西垣六郎がそれぞれ担当。
- 配給:-
- 製作国:日本(1971)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 山本迪夫 (ヤマモトミチオ) |
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脚本 | 小川英 (オガワエイ) 武末勝 |
製作 | 田中文雄 (タナカフミオ) |
撮影 | 西垣六郎 (ニシガキロクロウ) |
美術 | 育野重一 (イクノシゲカズ) |
音楽 | 真鍋理一郎 (マナベリイチロウ) |
録音 | 渡会伸 (ワタライシン) |
照明 | 佐藤幸次郎 |
編集 | 近藤久 (コンドウヒサシ) |
衣裳 | 後藤信義 |
メイクアップ | 高橋勝三 |
結髪 | 上田美穂子 |
製作担当者 | 橋本利明 (ハシモトトシアキ) |
助監督 | 河崎義祐 (カワサキヨシスケ) |
記録 | 加藤八千代 |
スチル | 秦大三 |
合成 | 三瓶一信 (Kazunobu Sanpei) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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藤田みどり (フジタミドリ) | 柏木秋子 |
江美早苗 (エミサナエ) | 柏木夏子 |
高橋長英 (Choei Takahashi) | 佐伯 |
岸田森 (キシダシン) | 影のような男 |
大滝秀治 (Hideji Otaki) | 老人 |
高品格 (タカシナカク) | 久作 |
二見忠男 (フタミタダオ) | 運転手 |
桂木美加 (カツラギミカ) | 患者 |
松下達夫 (マツシタタツオ) | 教授 |
記平佳枝 (キヒラヨシエ) | 看護婦 |
毛利幸子 | 看護婦 |
川口節子 (カワグチセツコ) | 看護婦 |
鈴木治夫 (スズキハルオ) | 警備員 |
小川安三 (オガワヤスゾウ) | 男 |
大前亘 | 男 |
立花房子 (タチバナフサコ) | ピアノの女 |
山添三千子 | 秋子の少女時代 |
松葉覚 (マツバサトル) | 男の子 |
坂上也寸志 (Yasushi Sakagami) | 男の子 |
水村繁子 (ミズムラシゲコ) | 女の子 |
菅まり子 (スガマリコ) | ピアニスト |