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作品詳細
アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
現代のドローン戦争の実態を描くサスペンス
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。ナイロビ上空6000メートルを飛ぶ一機のドローン。そのカメラが捉えたのは国際的なテロリストたちが、一軒の家に集結する姿だった。イギリス軍諜報部のキャサリン大佐は、ベンソン中将と協力し、彼らの捕獲を目指すが、彼らが大規模な自爆テロを実行しようとしている事を知る。任務がドローン攻撃による殺害に変わった事で、ラスベガス郊外の空軍基地に勤務するドローンパイロットのスティーブは、ミサイルの発射準備に入るが…。
■解説
「少数を犠牲にすれば多数が助かる手段があった時、あなたはそれを行使するか?」という、哲学では有名な「トロッコ問題」がある。それは法的ではなく道徳的な問題なので、誰もが納得いく解決はない。もし、自爆テロが起きれば数十人が死ぬ可能性がある。また部隊を突入させれば、兵士が確実に何人も死ぬ。しかしドローン攻撃をすれば、“わずか数人の民間人の犠牲”だけですむかもしれない。しかし、その命令を下すのは倫理的には正しいだろうか?本作は、この作戦に関わるどの立場の人間も納得がいくように描かれている。アクションに走る事ないイギリス映画らしい重厚な作りだが、それはこの重いテーマにふさわしい。
2016年12月23日 より TOHOシネマズ シャンテほか全国にて
- 配給:ファントム・フィルム
- 製作国:イギリス(2015)
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- ジャンル:
- スリラー/サスペンス
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- 戦争
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | ギャヴィン・フッド (Gavin Hood) |
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プロデューサー | ゲド・ドハティ (Ged Doherty) コリン・ファース (Colin Firth) デイヴィッド・ランカスター (David Lancaster) |
製作総指揮 | クローディア・ブルームヒューバー (クローディア・ブルームヒューバー) ベネディクト・カーヴァー (Benedict Carver) ザヴィエル・マーチャンド (Xavier Marchand) |
脚本 | ガイ・ヒブバード (Guy Hibbert) |
撮影監督 | ハリス・ザンバーラウコス (Haris Zambarloukos) |
音楽 | ポール・ヘプカー (Paul Hepker) マーク・キリアン (Mark Kilian) |
美術 | ジョニー・ブリート (Johnny Breedt) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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ヘレン・ミレン (Helen Mirren) | Colonel Katherine Powell |
アーロン・ポール (Aaron Paul) | Steve Watts |
イアン・グレン (Iain Glen) | James Willett |
フィービー・フォックス (Phoebe Fox) | Carrie Gershon |
モニカ・ドラン (Monica Dolan) | Angela Northman |
アラン・リックマン (Alan Rickman) | Lieutenant General Frank Benson |
バーカッド・アブディ (Barkhad Abdi) | Jama Farah |
ジェレミー・ノーサム | Brian Woodale |