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作品詳細

  • 曼陀羅('71)

日本そのものへのアプローチを試みた作品

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

敦賀の海岸沿いに建つ一軒の小さなモーテル。そこには二組の恋人同志、信一と由紀子、裕と康子が、互いに相手を交換し合い抱き合っている。一方、このモーテルの支配人室では、支配人の真木がブラウン管に写しだされている、二組の部屋の情景を凝視していた。数時間後、裕と康子が先に帰るのを見送った信一と由紀子は海岸に降りてゆくが、真木の部下の茂雄と守に襲われた。しばらくして気が付いた信一は、死んだような全裸の由紀子を愛撫し始めるが、二人は朦朧とした意識の中で、かつてない深い陶酔にひたった。それから一か月後、妊娠した康子は、裕に結婚して欲しいと訴えるが、信一と共に先鋭的な全共闘の左翼学生である裕にとって、結婚など無意味なことであった。



■解説

農業とエロチシズムを二本の柱として、単純再生産を基本としたユートピア集団の実現を計る人物と、偶然そこにまぎれ込んだ新左翼系の男女学生四人が中心となり、恋人交換、暴行、サディズムなど、さまざまな型の性を描きながら、よりよく、われわれが抱いている日本そのものへのアプローチを試みた作品。脚本、監督は「無常」でコンビを組んだ石堂淑朗と実相寺昭雄。撮影も同作の稲垣涌三がそれぞれ担当。なお、イナガキ・スコープというワイド版が一部使用されている。(一部白黒)

  • 配給:-
  • 製作国:日本(1971)
    • ジャンル:
    • ドラマ

■スタッフ

監督 実相寺昭雄 (Akio Jissoji)
脚本 石堂淑朗 (Toshiro Ishido)
企画 葛井欣士郎 (Kinshiro Kuzui)
製作 淡豊昭
撮影 稲垣涌三 (イナガキヨウゾウ)
美術 池谷仙克 (イケヤノリヨシ)
音楽 冬木透 (フユキトオル)
録音 中川浩一 (ナカガワコウイチ)
照明 佐野武治 (サノタケジ)
編集 浦岡敬一 (Keiichi Uraoka)
助監督 大木淳 伊藤静夫 (イトウシズオ)
スチル 沢渡朔

■キャスト

俳優名 役名
岸田森 (キシダシン)  真木
田村亮 (Ryo Tamura) 
清水紘治 (Koji Shimizu)  信一
森秋子 (モリアキコ)  由紀子
桜井浩子 (サクライヒロコ)  康子
若林美宏 (ワカバヤシミヒロ)  真木夫人
花柳幻舟 (Hanayagi Genshu)  君子
富川徹夫 (トミカワテツオ) 
北島マヤ (キタジママヤ)  令子
草野大悟 (クサノダイゴ)  茂雄
左時枝 (ヒダリトキエ)  ジュン
菅井きん (スガイキン)  看護婦
荒木雅子 (アラキマサコ)  下宿のおかみ
大木正司 (オオキショウジ)  中年男
小林昭二 (コバヤシアキジ)  中年男
原保美 (ハラヤスミ)  刀剣商

愛がなんだ









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