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作品詳細
誰よりも狙われた男
名優P・S・ホフマン、最後の主演作
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。ドイツ、ハンブルク。テロ対策のスパイチームを率いるギュンター・バッハマンは、密入国した若者に目をつける。イッサという名のその若者は、イスラム過激派として国際指名手配されていた。イッサは人権団体の弁護士アナベルを介して銀行家ブルーとの接触をもくろむ。バッハマンは、あえて彼を拘束せずに監視することに。彼を利用することである大物を狙っていたのだ。一方、CIAの介入を得たドイツ諜報界は、イッサを逮捕しようと迫っていた。
■解説
2014年2月に46歳の若さで急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作。「裏切りのサーカス」の映画化が記憶に新しいジョン・ル・カレの小説を実写化したこのスパイ・サスペンスは、ドイツのハンブルクを舞台に、対テロ諜報チームを率いる男がテロリストの資金源となっている者の正体をつかんでいく様子を、スタイリッシュな映像と伏線に伏線を重ねた繊細なストーリーテリングで紡いでいく。ホフマンはこの遺作でも、裏に深い孤独を潜ませ、みずから生命を削るような熱演を見せる。監督は、ロック・フォトグラファーとして名を馳せ、『コントロール』で映画監督デビューしたアントン・コービン。スパイ小説の巨匠ル・カレの世界を映画に置換し、知的なエンターテイメントに仕上げている。
2014年10月17日 より TOHOシネマズ シャンテほか全国にて
- 配給:プレシディオ
- 製作国:アメリカ=イギリス=ドイツ(2013)
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- ジャンル:
- スリラー/サスペンス
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | アントン・コービン (Anton Corbijn) |
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脚本 | アンドリュー・ボーベル (Andrew Bovell) |
原作 | ジョン・ル・カレ (John le Carre) |
エグゼクティブプロデューサー | ジョン・ル・カレ (John le Carre) テッサ・ロス (Tessa Ross) サム・エングルバルト (Sam Englebardt) ウィリアム・D・ジョンソン (ウィリアムディージョンソン) |
プロデューサー | ステファン・コーンウェル (Stephen Cornwell) ゲイル・イーガン (Gail Egan) マルテ・グリュネルト (Malte Grunert) サイモン・コーンウェル (Simon Cornwell) アンドレア・カルダーウッド (Andrea Calderwood) |
撮影 | ブノワ・ドゥローム (Bnoit Delhomme) |
プロダクション・デザイン | セバスチャン・クラウィンケル (Sebastian Krawinkel) |
音楽 | ヘルベルト・グリューネマイヤー (Herbert Gronemeyer) |
編集 | クレア・シンプソン (Claire Simpson) |
衣裳デザイン | ニコーレ・フィッシュナラー (Nicole Fischnaller) |
キャスティング | ジナ・ジェイ (Jina Jay) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
フィリップ・シーモア・ホフマン (Philip Seymour Hoffman) | Gunther Bachmann |
レイチェル・マクアダムス (Rachel McAdams) | Annabel Richter |
ウィレム・デフォー (Willem Dafoe) | Tommy Brue |
ロビン・ライト (Robin Wright) | Martha Sullivan |
グレゴリー・ドブリギン (Grigoriy Dobrygin) | Issa Karpov |
ホマユン・エルシャディ (Homayon Ershadi) | Abdullah |
ニーナ・ホス (Nina Hoss) | Irna Frey |
ダニエル・ブリュール (Daniel Bruhl) | Maximilian |
ヴィッキー・クリープス (Vicky Krieps) | Niki |
コスティア・ウルマン (コスティア・ウルマン) | Rasheed |