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作品詳細
無法松の一生('63)
岩下俊作原作“富嶋松五郎伝”の映画化
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。明治末期の九州小倉の町。芝居小屋常盤座が土建業者結城組の手に渡り、それまで車曳きに限り木戸御免だった習慣を切ったため、松五郎と由松が結城組の間に大乱闘をひきおこし、巳之吉と清次は組を追放され、松五郎も小倉を追放された。ある晩、その松五郎がケガをして宇和島屋に帰ってきた。翌朝、宿の女将豊のすすめで小倉を立退こうとした松五郎は、ケガをした吉岡家の一人息子敏雄を救ったことから、吉岡軍医を知りその縁で吉岡屋敷への出入りが始った。小倉警察の新署長新見と吉岡は中学時代からの親友であったため、松五郎の小倉追放は解消された。しかも松五郎の喧嘩相手が、吉岡の剣道師範大木戸と知って、その因縁に松五郎は驚いた。吉岡は、松五郎の男らしく素朴で純心な態度に心を惹かれ、人一倍弱虫な敏雄の教育を松五郎に頼んだ。
■解説
岩下俊作原作“富嶋松五郎伝”の映画化で、過去において坂東妻三郎、三船敏郎で映画化され今回で三度目の映画化である。「この首一万石」の伊藤大輔が脚色、「東京アンタッチャブル 脱走」の村山新治が監督した人情ドラマ。撮影は「安来ぶし道中」の飯村正彦。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1963)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 村山新治 (ムラヤマシンジ) |
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脚色 | 伊藤大輔 (Daisuke Ito) |
原作 | 岩下俊作 (イワシタシュンサク) |
企画 | 亀田耕司 (カメダコウジ) 吉野誠一 (ヨシノセイイチ) |
製作 | 大川博 (オオカワヒロシ) |
撮影 | 飯村雅彦 (イイムラマサヒコ) |
美術 | 中村修一郎 (ナカムラシュウイチロウ) |
音楽 | 三木稔 (Minoru Miki) |
録音 | 内田陽造 (ウチダヨウゾウ) |
照明 | 原田政重 |
スチル | 山守勇 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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三國連太郎 (Rentaro Mikuni) | 富嶋松五郎 |
淡島千景 (Chikage Awashima) | 吉岡良子 |
中山昭二 (ナカヤマショウジ) | 吉岡直樹 |
島村徹 | 吉岡敏雄 |
沢村貞子 (サワムラサダコ) | 豊 |
西村晃 (ニシムラコウ) | 由松 |
潮健児 (ウシオケンジ) | 巳之吉 |
佐藤晟也 (サトウセイヤ) | 虎鮫 |
中村是好 (ナカムラゼコウ) | 駱駝の馬 |
南廣 (ミナミヒロシ) | 新見署長 |
相馬剛三 (ソウマゴウゾウ) | 斎田 |
花澤徳衛 (ハナザワトクエ) | 小野 |
宇佐美淳也 (ウサミジュンヤ) | 大木戸兵衛 |
松本染升 (マツモトセンショウ) | 結城豊蔵 |
月村圭子 (ツキムラケイコ) | 女教師 |
南道郎 (ミナミミチロウ) | 清次 |
沖野一夫 (オキノカズオ) | 藤太 |
大東良 (オオヒガシリョウ) | 済生館 |
左卜全 (ヒダリボクゼン) | 佐分 |