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作品詳細
そこのみにて光輝く
函館出身の作家・佐藤泰志の代表作を映画化
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。仕事を辞めて以降、自堕落な生活を送っている達夫は、パチンコ屋で粗暴だが人懐っこい青年、拓児と出会う。刑務所帰りで仮出所の拓児が住む粗末な家には、寝たきりの父親と世話に追われる母親、そして姉の千夏がいた。生活のため千夏は、昼間は工場で働き、夜は売春行為をしている。やがて達夫と千夏は互いに思い合うようになり、ついに二人は結ばれるが、ある日達夫は、千夏が拓児の引受先の社長の愛人に甘んじている事を知る…。
■解説
映画化された『海炭市叙景』の原作者であり、何度も芥川賞候補に挙げられながらも賞に恵まれず、41歳で自ら命を絶った不遇の作家・佐藤泰志。その三島由紀夫賞候補となった小説を基に、佐藤の生地、函館で生きる目的を失った男と、愛を諦めた女との出会いを描いた辛口のラブストーリー。監督は、前作『オカンの嫁入り』が高い評価を得ている呉美保。真夏でもどこか弱々しい北海道の太陽の光を巧く取り入れながら、社会の底辺で生きる人たちを慈しむような眼差しで見つめている。主演は、映画、ドラマに引っ張りだこの綾野剛、ヒロインに実力派女優・池脇千鶴、その弟に『共喰い』での鮮烈な演技が記憶に新しい菅田将暉が扮している。
2014年4月19日 より テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて
- 配給:東京テアトル、函館シネマアイリス
- 製作国:日本(2014)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 呉美保 (O Mipo) |
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脚本 | 高田亮 (タカダリョウ) |
原作 | 佐藤泰志 (サトウヤスシ) |
エグゼクティブプロデューサー | 前田紘孝 (Hirotaka Maeda) |
企画 | 菅原和博 (スガワラカズヒロ) |
製作 | 永田守 (ナガタマモル) 菅原和博 (スガワラカズヒロ) |
プロデューサー | 星野秀樹 (ホシノヒデキ) |
撮影 | 近藤龍人 (コンドウリュウト) |
美術 | 井上心平 (イノウエシンペイ) |
音楽 | 田中拓人 (タナカタクト) |
録音 | 吉田憲義 (ヨシダノリヨシ) |
照明 | 藤井勇 (フジイイサム) |
編集 | 木村悦子 (キムラエツコ) |
キャスティングディレクター | 元川益暢 (Masunobu Motokawa) |
アソシエイト・プロデューサー | 吉岡宏城 佐治幸宏 (サジユキヒロ) |
ライン・プロデューサー | 野村邦彦 (ノムラクニヒコ) |
助監督 | 山口隆治 |