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作品詳細
25年目の弦楽四重奏
名曲で奏でる珠玉のアンサンブルドラマ
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。結成25周年目を迎える弦楽四重奏団<フーガ>。記念演奏会を目前に、チェリストのピーターがパーキンソン病を宣告され、引退を決意。動揺したヴィオラのジュリエットはピーターが親代わりだったので、彼なしの楽団では演奏したくないと言う。ジュリエットの夫で第二ヴァイオリンのロバートはこれを機に第一ヴァイオリンで弾きたいと言い出す始末。第一ヴァイオリンのダニエルはジュリエットとロバートの娘と恋に落ちてしまう…。
■解説
ベートーヴェンが亡くなる半年前に完成させた、弦楽四重奏曲第14番。べートーヴェンは、第7楽章を“アタッカ”で、つまり途切れる事なく演奏するべきだと言い遺した。演奏の途中でチューニングする事は不可能で、狂っていく音程の中で演奏するという、画期的な名曲なのである。この物語は、そんな歪んでいく音色のなかに調和を探さなければいけない演奏に、人生そのものを重ねた物語。監督はデビュー作のドキュメンタリーが世界各国の映画祭で数多くの賞に輝いたヤーロン・ジルバーマン。フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリストファー・ウォーケンなどアカデミー賞俳優たちによる演技合戦が見ものである。
2013年7月6日 より 角川シネマ有楽町ほか全国にて
- 配給:角川書店
- 製作国:アメリカ(2012)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | ヤーロン・ジルバーマン (Yaron Zilberman) |
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脚本 | ヤーロン・ジルバーマン (Yaron Zilberman) |
製作総指揮 | テッド・ハートリー (TedHartley) ピーター・パストレッリ (Peter Pastorelli) |
製作 | ヴァネッサ・コイフマン (Vanessa Coifman) エマニュエル・マイケル テイマー・セーラ (Tamar Sela) ヤーロン・ジルバーマン (Yaron Zilberman) |
撮影 | フレデリック・エルムス (Frederick Elmes) |
美術 | ジョン・キャサーダ (John Kasarda) |
音楽 | アンジェロ・バダラメンティ (Angelo Badalamenti) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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フィリップ・シーモア・ホフマン (Philip Seymour Hoffman) | Robert Gelbart |
クリストファー・ウォーケン (Christopher Walken) | Peter Mitchell |
キャサリン・キーナー (Catherine Keener) | Juliette Gelbart |
マーク・イヴァニール (Mark Ivanir) | Daniel Lerner |
イモージェン・プーツ (Imogen Poots) | Alexandra Gelbart |