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作品詳細
藤圭子 わが歌のある限り
藤圭子主演第二作
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。藤圭子の初のリサイタルが開かれた。華やかなフット・ライトと、割れるような拍手の中で歌いながら、圭子はこれまでの長い道のりを回想した。北海道旭川、父は浪曲師松平国二郎、母はその曲師澄子。圭子が五歳の時、一家は炭鉱、飯場を興業して歩いた。圭子は小学校五年になった。国二郎は、もと弟子の左官職の下働きをし、澄子は料理屋で三味線を弾いて食っていた。しかし、貧乏に変わりはなかった。そんなある日久しぶりに国二郎が舞台に立つことができた折も折、母の眼が見えなくなった。穴埋めとして圭子は初舞台を踏んだ。圭子が中学三年の時、一家は常盤ヘルスセンターへ移り、圭子は生活のためにその尊属歌手となった。希望していた高校進学も断念せざるをえなかった。そんな彼女を大学浪人の吉田はいつも励ました。
■解説
「涙の流し唄 命預けます」に続く、藤圭子主演第二作。脚本は「喜劇 冠婚葬祭入門」の宮川一郎。監督は「仁鶴・可朝・三枝の 男三匹やったるでぇ!」の長谷和夫。撮影は「望郷(1971)」の小杉正雄がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1971)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 長谷一夫 |
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脚本 | 宮川一郎 (Ichiro Miyagawa) |
製作 | 猪股尭 青木伸樹 |
撮影 | 小杉正雄 (コスギマサオ) |
美術 | 鳥居塚誠一 (トリイヅカセイイチ) |
音楽 | 木下忠司 (キノシタタダシ) |
録音 | 小林英男 (コバヤシヒデオ) |
照明 | 大石弘一 (オオイシコウイチ) |
編集 | 太田和夫 (オオタカズオ) |
助監督 | 大江英夫 (オオエヒデオ) |
スチール | 佐々木千栄治 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
長門勇 (ナガトイサム) | 松平国二郎 |
扇千景 (オウギチカゲ) | 松平澄子 |
藤圭子 (フジケイコ) | 松平圭子 |
天知茂 (アマチシゲル) | 石中 |
牧紀子 (マキノリコ) | 妻道子 |
穂積隆信 (ホヅミタカノブ) | 三輪一平 |
伴淳三郎 (バンジュンザブロウ) | 猪熊鹿蔵 |
田村亮 (Ryo Tamura) | 吉田良太 |
左とん平 (ヒダリトンペイ) | 斉藤 |
三角八郎 (ミスミハチロウ) | 国松 |
斉藤理香 (サイトウリカ) | 圭子(五歳) |
吉田栄子 (ヨシダエイコ) | 圭子(少女時代) |
沢井正伸 (サワイマサノブ) | タカシ |
梶浩昭 (カジヒロアキ) | タカシ(三歳) |
梶正昭 (カジマサアキ) | タカシ(少年時代) |
坂上二郎 (Jiro Sakagami) | 工員風の男 |
小田草之助 (オダソウノスケ) | 松原 |