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作品詳細
俺たちの交響楽
川崎の工場で働く若者たちが第九を歌うまで
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。川崎の鉄工所に勤める徳次郎、その先輩の安男、後輩の保の三人は、「川崎でベートーベンの第九を歌いましょう」という京子たちの勧誘に、女の子達と知り合えるという下心から、「川崎エゴラド合唱団」に入った。合唱団には京子が密かに思いを寄せている中学の音楽の教師で合唱団の団長の勝彦を始め、芳人、弓子、トシ子、文枝、節子らがおり、毎日団員確保に奔走していた。入団した徳次郎は、お目あての京子が、勝彦にプレゼントを渡しているのを目撃し、失恋したと思いこみ合唱団から遠ざかっていく。
■解説
川崎の工場で働く若者たちが仲間を集めてベートーベンの第九を舞台で歌うまでの苦労の経過を描く。長い間、山田洋次と組んで脚本を書いてきた朝問義隆の監督デビュー第一回作品。昨一九七八年、山田洋次が演出した労音の公演オペラ「カルメン」で山田洋次を手伝って全国を一緒に回った時、各地のアマチュア合唱団の若者たちの情熱的な姿をもとに映画化したもので、原案は山田洋次、脚本は「男はつらいよ 噂の寅次郎」の朝問義隆と「俺は上野のプレスリー」の梶浦政男の共同執筆、監督も同作の朝間義隆、撮影は吉川憲一がそれぞれ担当している。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1979)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 朝間義隆 (アサマヨシタカ) |
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脚本 | 朝間義隆 (アサマヨシタカ) 梶浦政男 (カジウラマサオ) |
原案 | 山田洋次 (Yoji Yamada) |
製作 | 名島徹 (ナシマトオル) |
撮影 | 吉川憲一 (ヨシカワケンイチ) |
美術 | 出川三男 (デガワミツオ) |
音楽 | 外山雄三 (ソトヤマユウゾウ) |
録音 | 小林英男 (コバヤシヒデオ) 松本隆司 (Ryuji Matsumoto) |
照明 | 山ノ上実 (ヤマノウエミノル) |
編集 | 石井巌 (イシイイワオ) |
進行 | 玉生久宗 |
助監督 | 立仙雅巳 |
スチール | 赤井博且 (アカイヒロカツ) |
協力 | 俳優座映画放送KK |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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武田鉄矢 (Tetsuya Takeda) | 新田徳次郎 |
伊東達広 (イトウタツヒロ) | 佐藤安男 |
永島敏行 (Toshiyuki Nagashima) | 菊地保 |
田辺靖雄 (タナベヤスオ) | 遠藤芳人 |
友里千賀子 (ユリチカコ) | 小林京子 |
森下愛子 (Morishita Aiko) | 佐久間弓子 |
岡本茉利 (オカモトマリ) | 野村文枝 |
熊谷真実 (クマガイマミ) | 紺野節子 |
ホーン・ユキ | 橋本トシ子 |
山本圭 (Kei Yamamoto) | 渋谷勝彦 |
田村高廣 (Takahiro Tamura) | 小柳出秀次 |
太宰久雄 (タザイヒサオ) | 自由書房店主 |
山谷初男 (ヤマヤハツオ) | 工場の班長 |
仲恭司 | 敏男 |
三崎千恵子 (Chieko Misaki) | アパートの女性 |
谷よしの (タニヨシノ) | 管理人の婦人 |
下條正巳 (シモジョウマサミ) | 中村 |
佐藤蛾次郎 (サトウガジロウ) | 万引のチンビラ |
渥美清 (Kiyoshi Atsumi) | 西本 |
左時枝 (ヒダリトキエ) | 看護婦 |
倍賞千恵子 (Baisho Chieko) | 草壁民子 |