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作品詳細
怪談おとし穴
島耕二が監督した怪談もの
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。倉本治夫は、月商数十億円を誇る日本貿易の業務部長。鋭敏明晰な頭脳と抜群の行動力で、出世街道を驀進する若きエリートだった。社長の信頼も厚く、やがて社長令嬢みどりと結婚した。世界一周の豪華新婚旅行から帰った翌日、倉本は一人の男の訪問を受けた。男は文書部に勤務していた西野悦子の兄だった。彼は悦子が失踪したことや妊娠していたことに心当りを求めてやって来たのだった。倉本は西野を冷たくあしらった。社内に異変がおこったのは、それからだった。深夜無人の文書部室からタイプの音が響き、悦子が使っていた席に坐るタイピストは次々と体調をくずしていった。悦子の怨霊だと騒ぐ部下を叱り、倉本は不敵に微笑んだ。悦子を殺害したのは、その倉本だった。倉本は悦子と婚約していたが出世欲には勝てなかった。
■解説
「喜劇 初詣列車」の舟橋和郎がシナリオを執筆し、「ラーメン大使」の島耕二が監督した怪談もの。撮影は「毒薬の匂う女」の小原譲治。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1968)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 島耕二 (Koji Shima) |
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脚本 | 舟橋和郎 (フナハシカズオ) |
企画 | 塚口一雄 (ツカグチカズオ) |
撮影 | 小原譲治 (オバラジョウジ) |
美術 | 柴田篤二 |
音楽 | 大森盛太郎 (オオモリセイタロウ) |
録音 | 三枝康徐 |
照明 | 木村辰五郎 (キムラタツゴロウ) |
編集 | 鈴木東陽 (スズキトウヨウ) |
スチル | 椎名勇 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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成田三樹夫 (ナリタミキオ) | 倉本治夫 |
渚まゆみ (ナギサマユミ) | 西野悦子 |
船越英二 (フナコシエイジ) | 西野文雄 |
見明凡太朗 (Bontaro Miake) | 湯川社長 |
平井岐代子 (ヒライキヨコ) | 湯川道子 |
三条魔子 (サンジョウマコ) | 湯川みどり |
田中三津子 (タナカミツコ) | 福原夏子 |
福原真理子 (フクハラマリコ) | 華子 |
津山由起子 (ツヤマユキコ) | 浪子 |
早川雄三 (ハヤカワユウゾウ) | 坂部 |
橋本力 (ハシモト) | 宇田川 |
片山明彦 (カタヤマアキヒコ) | 安原 |
佐伯勇 (サエキイサム) | 藤岡 |
谷謙一 (タニケンイチ) | 里見課長 |
遠藤啓平 (エンドウ) | 業務部長 |
大山健二 (オオヤマケンジ) | 専務 |
南方伸夫 (ミナミカタノブオ) | 常務 |
渥美マリ (アツミマリ) | 受付係 |
夏木章 (ナツキショウ) | 医務室の医者 |
木島進介 (キジマシンスケ) | 社員A |
河島尚真 | 社員B |
中原健 (ナカハラケン) | 池上 |