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作品詳細
明日は咲こう花咲こう
有吉佐和子の原作を映画化したB・Gもの
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。週刊毎朝の記者浜野新樹を恋人にもつ小日山ひろ子は、ある日新樹との議論を機会に、ある情熱にもえて僻地姫虎村に保健婦として赴任した。だが姫虎村は、ひろ子の想像をこえる貧困と、住民の無知が蔓延していた。そのうえ、村長の率いる観光派と、助役の率いる合併派の間に醜い争いが起きていた。飲料水と洗濯水の共同使用、病人をコンコリ教の信仰で治すという原始的方法は、ひろ子に驚きを与えた。そして、村に一軒ある診療所の医師有賀は、何の情熱もない、投げやりな態度で事を処理していた。絶望の中で、村人の中をかけまわるひろ子を、村人は冷たい眼で見た。村を訪れた新樹は、ひろ子へ離村をすすめたが、ひろ子の決意は固かった。そんな中で、ようやくひろ子になついて来た孤児のタクミの明るい顔はひろ子の救いであった。
■解説
由起しげ子の原作“ヒマワリさん”を、「美しい十代」の宮内婦貴子と「青春とはなんだ」の山田信夫が共同で脚色、「命しらずのろくでなし」の江崎実生が監督した青春もの。撮影は「日本列島」の姫田真佐久。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1965)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 江崎実生 (エザキミオ) |
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脚色 | 宮内婦貴子 山田信夫 (ヤマダノブオ) |
原作 | 由起しげ子 (ユキシゲコ) |
企画 | 横山弥太郎 (ヨコヤマヤタロウ) |
撮影 | 姫田真佐久 (Shinsaku Himeda) |
美術 | 千葉和彦 (チバカズヒコ) |
音楽 | 伊部晴美 (イベハルミ) |
録音 | 沼倉範夫 (ヌマクラノリオ) |
照明 | 藤林甲 (フジバヤシコウ) |
編集 | 辻井正則 (ツジイマサノリ) |
スチール | 井本俊康 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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吉永小百合 (Sayuri Yoshinaga) | 小日山ひろ子 |
三田明 (ミタアキラ) | 三田明 |
中尾彬 (Akira Nakao) | 浜野新樹 |
頭師佳孝 (ズシヨシタカ) | 卓美 |
伊藤雄之助 (イトウユウノスケ) | 尊道教・教祖 |
砂塚秀夫 (スナヅカヒデオ) | 桶川松千代 |
金子信雄 (Nobuo Kaneko) | 籔本助役 |
花澤徳衛 (ハナザワトクエ) | 塩谷村長 |
山内賢 (Ken Yamauchi) | 塩谷今朝雄 |
武藤章生 (ムトウショウセイ) | 中村伊作 |
木島一郎 (キジマイチロウ) | 荒木先生 |
鏑木はるな (カブラギハルナ) | 奥さん |
垂水悟郎 (タルミゴロウ) | 有賀医師 |
西尾三枝子 (ニシオミエコ) | 小川チエ |
青木富夫 (Tomio Aoki) | 尾形主任 |
榎木兵衛 (Hyoe Enoki) | 毛野主任 |
河上信夫 (カワカミノブオ) | 大倉儀一 |
福田トヨ (フクダトヨ) | 産婦 |
三船好重 (ミフネヨシエ) | 農婦トメ |
武智豊子 (Toyoko Takeche) | 大竹助産婦 |
英原穣二 | 村長派村人A |
久遠利三 (クドウトシゾウ) | 村長派村人B |
澄川透 (スミカワトオル) | 村長派村人C |
黒田剛 | 助役派村人A |
山岡正義 (ヤマオカマサヨシ) | 助役派村人B |
島村謙次 (シマムラケンジ) | 助役派村人C |
近江大介 (オウミダイスケ) | 助役派村人D |
神津二朗 | 子供A |
山口秀幸 (ヤマグチヒデユキ) | 子供B |
藤江喜幸 (フジエヨシユキ) | 子供C |
鈴木瑞穂 (Mizuho Suzuki) | 編集長 |
柳瀬志郎 (ヤナセシロウ) | 留吉 |
山本陽子 (ヤマモトヨウコ) | 田中美代子 |
漆沢政子 | 農婦ヒサ |
北島佳子 (キタジマヨシコ) | 花小路トコ |