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作品詳細
スリランカの愛と別れ
スリランカを舞台に四つの愛のドラマを描く
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。インド洋上に点在する千五百の島々からなるマルティブ共和国に、洋南水産社員の越智竹人、篤和次郎、橋本末男の三人が、新工場設立のため日本から派遣されて来ていた。責任者の越智は、島から飛行機で数時間のスリランカ共和国の首都コロンボに、会社の連絡のため往来することが多かった。英国風の建物、裸足の黒い人間たち、美しい色彩の街コロンボ。ここには越智が尊敬する松永夫妻がいる。国連に勤務する松永は、日本から来る若者たちを家族同様に面倒を見ていた。ある日、越智は松永の紹介で、単身日本から宝石の買付に来ている井上慶子を知った。日本に別居中の妻子がいる越智と、何か暗い過去を背負って生きている慶子だが、互いの淋しさの中に次第に好意を抱くのだった。そんなある日、越智は慶子の紹介で、日本人ともインド人ともつかないジャカランタ老夫人を知った。
■解説
スリランカを舞台に展開する様々な四つの愛のドラマを描いた恋愛映画。原作・脚本・監督は「なつかしき笛や太鼓」の木下恵介、撮影は「デルス・ウザーラ」の中井朝一がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1976)
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- ジャンル:
- ラブ・ストーリー
■スタッフ
監督 | 木下惠介 (Keisuke Kinoshita) |
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脚本 | 木下惠介 (Keisuke Kinoshita) |
原作 | 木下惠介 (Keisuke Kinoshita) |
製作 | 佐藤正之 (サトウマサユキ) 馬場和夫 (ババカズオ) 椎野英之 (シイノヒデユキ) |
撮影 | 中井朝一 (Asakazu Nakai) |
美術 | 村木与四郎 (Yoshiro Muraki) |
音楽 | 木下忠司 (キノシタタダシ) |
録音 | 渡会伸 (ワタライシン) |
照明 | 高島利雄 (タカシマトシオ) |
編集 | 小川信夫 (オガワノブオ) |
助監督 | 今村一平 (イマムライッペイ) |
スチル | 橋山直己 (ハシヤマナオミ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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北大路欣也 (Kinya Kitaoji) | 越智竹人 |
栗原小巻 (Komaki Kurihara) | 井上慶子 |
小林桂樹 (Keiju Kobayashi) | 松永保 |
津島恵子 (Keiko Tsushima) | 松永喜代 |
小野川公三郎 (オノガワコウザブロウ) | 篤和次郎 |
片桐新 (カタギリシン) | 橋本末男 |
太田博之 (オオタヒロユキ) | 坂田栄一 |
高峰秀子 (Takamine Hideko) | ジャカランタ夫人 |
ニランジャン・ペレラ | ローハン |
スレン・サアヴァンドー | ヴィマル |
カビンダ・ワァニーアラッチイ | ラリラト |
アータ・デ・シルヴァ | マーティン |
ギータ・マンメリト | ライラ |