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作品詳細
なつかしき笛や太鼓
木下監督が脚本も担当した木下プロ第一回作
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。春の瀬戸内海を家田徹と妻道子は感慨深げに四国丸亀市に向っていた。小手島での十三年間の教員生活にいま別れを告げたところだった。−−昭和二十九年の春。徹は婚約中の同僚道子の反対を押し切って離島教員として小手島に赴任した。徹はかつて、戦友林の逆境を助けることができずに彼を死に追いやったが、その遺児健一が母を失い孤児となってこの島にいると知った時、健一を育てようと決心していたのだった。周囲四キロの島の学校は複式学級で酒とバクチに明け暮れする大人たちの中で生徒たちの心はすさみきっていた。彼らは努力することを忘れ生徒たちは近島の合同運動会でもいつもビリで、誇りを持つことを知らなかった。
■解説
「愛の手紙は幾歳月」の木下恵介がシナリオを執筆し、「香華」いらい久々に監督も担当した木下プロ第一回作品。撮影も「香華」の楠田浩之。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1967)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 木下惠介 (Keisuke Kinoshita) |
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脚本 | 木下惠介 (Keisuke Kinoshita) |
製作 | 藤本真澄 (Sanezumi Fujimoto) 木下惠介 (Keisuke Kinoshita) 金子正且 |
撮影 | 楠田浩之 (クスダヒロユキ) |
美術 | 松山崇 (マツヤマタカシ) |
音楽 | 木下忠司 (キノシタタダシ) |
録音 | 中川浩一 (ナカガワコウイチ) |
照明 | 下村一夫 (シモムラカズオ) |
編集 | 杉原よ志 (スギハラヨシ) |
スチル | 秦大三 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
夏木陽介 (Yosuke Natsuki) | 家田徹 |
大空真弓 (オオゾラマユミ) | 小西道子 |
高橋洋一郎 | 健一(幼児) |
浦辺粂子 (ウラベクメコ) | お婆ちゃん |
藤原釜足 (Kamatari Fujiwara) | 網元 |
小坂一也 (Kazuya Kosaka) | 大塚先生 |
谷口完 (タニグチカン) | 校長 |
加藤文穂 (カトウ) | 鈴木先生 |
山口真代 | 村井先生 |
大田康人 | 山口教頭 |
前川忠夫 | 佐々木先生 |
初音礼子 (ハツネレイコ) | 豊の母 |
仁礼功太郎 (ニレコウタロウ) | 花子の父 |
山村弘三 (ヤマムラコウゾウ) | 三郎の父 |
中田光彦 (ナカタミツヒコ) | 留吉の父 |
千村克子 | 太郎の母 |
牧野児郎 | 清子の父 |
山本稔 (ヤマモトミノル) | 公子の父 |
三沢弥太郎 | 山田教頭 |
ヤシロセブン | 元島の校長 |
北原将光 | 新校長 |
志摩靖彦 (シマヤスヒコ) | 体育会長 |
ほか小手島の子供 |