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作品詳細
千里眼 of the end of century
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。正体不明のテロ集団「ミドリの猿」の一員を名乗る男による、横須賀米軍基地の最新ミサイルを使った爆発事件。何者かに操られ発射システムを操作した彼の、一瞬の表情から暗証番号を導き出し事態を収拾したのは、日本医学界屈指の心理カウンセラー兼脳外科医で、“千里眼“の異名を持つ友里佐知子だった。政府の命を受け基地に向かった航空自衛隊二等空尉の岬美由紀は、彼女の神業とも言うべき能力を目の当たりし、以来、人を救うことの本当の意味を探すため、暫く自衛隊を離れる決意をする。数日後、佐知子が院長を務める東京晴海医療センターを訪れた美由紀は、そこでえりという少女に出会う。そして、両親による虐待が原因で心を閉ざしている彼女に、似た境遇にあった過去の自分を重ね、彼女を救いたいと思うようになるのであった。そんな中、またしてもミドリの猿の一員を名乗る男が、爆弾を抱えて神社に立てこもるという事件が発生した。再び、犯人説得にかり出される佐知子。だが、彼女は後を追ってかけつけた美由紀の前で、爆発に巻き込まれてしまう…。ところが、佐和子は死んでいなかったのである。実は、彼女こそミドリの猿の中心人物で、医療センターの患者をマインドコントロールで操り、国家転覆を謀っていたのだ。りえの行動を観察するうち、東京湾観音の中に軍事機密を搭載した電磁波を放つ装置を発見した美由紀は、漸く全ての真相に気づく。だがその時既に、地下に潜った佐知子による計画が実行に移されていた。原発に向かって発射される2発のミサイル。しかし、美由紀は患者として医療センターに潜入捜査を行っていた蒲生刑事と共にそれを回避。見事、佐知子の計画を阻止することに成功する。だがその後、佐知子の行方は杳として掴むことは出来なかった…。
■解説
謎のテロ集団の脅威に挑む女性自衛官の活躍を描くサスペンス。監督は、本作で本篇デビューを飾った『新 俺たちの旅』の麻生学。松岡圭祐による同名小説を基に、時中進と松岡自身が共同で脚色。撮影を「ゴジラ 2000 MILLENNIUM」の加藤雄大が担当している。主演は、「現実の続き夢の終わり」の水野美紀と「破線のマリス」の黒木瞳。
2000年6月10日 より
- 配給:東映
- 製作国:日本(2000)
■スタッフ
監督 | 麻生学 (アソウマナブ) |
---|---|
脚色 | 時中進 (トキナカススム) 松岡圭祐 (マツオカケイスケ) |
原作 | 松岡圭祐 (マツオカケイスケ) |
企画 | 遠藤茂行 (エンドウシゲユキ) 伊藤満 (イトウミツル) |
製作 | 佐藤雅夫 (Masao Sato) 山下暉人 (ヤマシタアキト) 八木正男 |
プロデューサー | 渡邊範雄 (ワタナベノリオ) |
制作担当 | 榊田茂樹 (サカキダシゲキ) |
撮影監督 | 加藤雄大 (Yudai Katoh) |
撮影効果 | 木本秀一 岩田貞幸 (イワタサダユキ) |
水中撮影 | 坪内一 (ツボウチハジメ) |
美術 | 稲垣尚夫 (イナガキヒサオ) |
音楽 | 千住明 (センジュアキラ) |
音楽プロデューサー | 川原伸司 (カワハラシンジ) 津島玄一 (ツシマゲンイチ) |
主題歌 | Chino |
録音 | 今井善孝 (イマイヨシタカ) |
音響効果 | 佐々木英世 (ササキヒデヨ) 西村洋一 (ニシムラヨウイチ) 小川広美 |
照明 | 和栗一彦 (ワグリカズヒコ) |
編集 | 川島章正 (カワシマアキマサ) |
衣裳/スタイリスト | 山田夏子 (ヤマダナツコ) 野呂雅代 (ノロマサヨ) |
選曲 | 辻田昇司 |
アシスタントプロデューサー | 出目宏 (デメヒロシ) 澤渡匠 (サワタリタクミ) |
監督補 | 鬼頭理三 (キトウ) |
助監督 | 桑原昌英 (クワハラマサヒデ) |
スクリプター/記録 | 山内薫 (ヤマウチカオル) |
スチール | 阿部昌弘 |
SFX/VFXスーパーバイザー | 田中貴志 杉本信章 (スギモトノブアキ) |
SFX/VFXプロデューサー | 大屋哲男 (オオヤテツオ) |
CGディレクター | 今井輝行 (イマイテルユキ) |
特殊効果 | 鳴海聡 (ナルミサトシ) 舩橋誠 |
造形 | 松井祐一 (Yuuichi Matsui) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
水野美紀 (Mizuno Miki) | 岬美由紀 |
黒木瞳 (Kuroki Hitomi) | 友里佐知子 |
柳葉敏郎 (Toshiro Yanagiba) | 蒲生誠 |
根津甚八 (Jinpachi Nezu) | 仙堂芳則 |
矢島健一 (Kenichi Yajima) | 新村雄一 |
深浦加奈子 (フカウラカナコ) | |
田口トモロヲ (Tomorowo Taguchi) | 西嶺徹哉 |
五十嵐瑞穂 (イガラシミズホ) | 宮本えり |
仁科克基 (ニシナカツキ) | ビー玉男 |
木下ほうか (Hoka Kinoshita) | 宮本秀治 |
マット・レーガン (Matt Lagan) | アントン・J・タカマツ |
徳井優 (Yu Tokui) | カウンセラー |
高橋和興 (タカハシ) | カウンセラー |
岩瀬惠子 (イワセケイコ) | 堤幸子 |
大槻義彦 (オオツキヨシヒコ) | コメンテーター |
山西道広 (ヤマニシミチヒロ) | 刑事 |
迫英雄 (サコヒデオ) | 刑事 |
松岡圭祐 (マツオカケイスケ) | 相談者 |
SARU (サル) | 相談者 |
大島優子 (オオシマユウコ) | 少女時代の美由紀 |
高杉航大 (タカスギ) | 美由紀の父 |
田中要次 (Yoji Tanaka) | タクシーの運転手 |
野添義弘 (ノゾエヨシヒロ) | 角屋 |
中村浩二 (ナカムラコウジ) | サングラスの男 |
川津春 (カワヅハル) | 自衛隊 |
梓陽子 (アズサヨウコ) | 宮本侑子 |
柳亭楽輔 | レポーター |
山本恵美子 (ヤマモトエミコ) | レポーター |
古矢和実 (フルヤカズミ) | レポーター |
山下和敏 (ヤマシタカズトシ) | 仙道の部下 |
平尾良樹 (ヒラオヨシキ) | 仙道の部下 |
剛たつひと (ゴウタツヒト) | 長坂記者 |
竹沢一馬 (タケザワカズマ) | 朝倉記者 |
山田理加 | 人質の女性 |
片山雄介 (カタヤマユウスケ) | |
石塚透 (イシヅカトオル) | |
小森薫 | |
菊田由美子 (キクタユミコ) | |
甲斐太郎 (カイタロウ) |