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作品詳細
ヒポクラテスたち
大学病院で学ぶ若者たちの青春群像を描く
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。京都・洛北医科大学。医学生の最終学年は臨床実習(ポリ・クリ)にあてられ、六〜七人に分けられたグループが、内科、外科、小児科など、十七の科を一周間ごとのローテーションで廻っていく。愛作たちのグループもその一つだ。グループには、定期試験に出た「避妊法」は完璧に答えたくせに恋人の順子を妊娠させてしまった荻野愛作(二十六歳)、医者になることに不安を抱く木村みどり(二十四歳)、プレイボーイの河本一郎(二十五歳)、野球の大好きなワンちゃんこと王龍明(二十四歳)、脱サラの加藤建ニ(三十一歳)、ガリ勉の大島修(二十三歳)などがいる。ポリ・クリは、新しい発見と失敗の連続。みどりは皮膚科でインキンの若者に逃げられ、大島はガンの診断が当って、喜びの声をあげてしまったり、河本は分娩介助で人形の赤ん坊の片腕をひっこぬいてしまったりだ。愛作の住む学生寮では、連日寮会議が開かれたいた。
■解説
京都府立医大を卒業した大森一樹監督が自らの体験をもとに、大学病院での臨床実習を通して、医術を身につけていく若者たちの青春群像を描く。脚本・監督は「オレンジロード急行」の大森一樹、撮影は「日本の悪霊」の堀田泰寛がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1980)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 大森一樹 (オオモリカズキ) |
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脚本 | 大森一樹 (オオモリカズキ) |
企画 | 多賀祥介 |
製作 | 佐々木史朗 (ササキシロウ) |
プロデューサー | 佐々木啓 |
撮影 | 堀田泰寛 (ホッタヤスヒロ) |
美術 | 大谷和正 |
音楽 | 千野秀一 (チノシュウイチ) |
録音 | 尾形龍平 |
照明 | 佐藤譲 (サトウユズル) |
編集 | 吉田栄子 (ヨシダエイコ) |
助監督 | 大上典保 (オオガミノリヤス) |
スチール | 金子哲也 (カネコテツヤ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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古尾谷雅人 (フルオヤマサト) | 萩野愛作 |
光田昌弘 | 河本一郎 |
西塚肇 (ニシヅカハジメ) | 王龍明 |
柄本明 (Akira Emoto) | 加藤建ニ |
狩場勉 (カリバツトム) | 大島修 |
伊藤蘭 (Ito Ran) | 木村みどり |
小倉一郎 (オグライチロウ) | 西村英二郎 |
阿藤快 (アトウカイ) | 神崎 |
内藤剛志 (Takeshi Naito) | 南田 |
金子吉延 (カネコヨシノブ) | 渡辺 |
斉藤洋介 (サイトウヨウスケ) | 本田 |
加納省吾 (カノウショウゴ) | 高本 |
宮崎雄吾 | 野口英雄 |
真喜志きさ子 (マキシキサコ) | 中原順子 |
池内琢麿 (イケウチタクマ) | 中原剛 |
牟田悌三 (ムタテイゾウ) | 中原虎一 |
岩浅豊明 | 産婦人科教授 |
手塚治虫 (テヅカオサム) | 小児科教授 |
自切俳人 | 放射線科講師 |
草薙幸二郎 (クサナギコウジロウ) | 内科教授 |
高山千草 (タカヤマチグサ) | 産婦人科婦長 |
軒上泊 | 村中助手 |
原田芳雄 (Yoshio Harada) | 外科・徳松助教授 |
村上正次 | 吉川 |
角替和枝 (ツノガエカズエ) | 妻・尚子 |
絵沢萠子 (エザワモエコ) | 加茂野家のおかみ |
渡辺文雄 (ワタナベフミオ) | 河本清三郎 |
鈴木清順 (Seijun Suzuki) | 泥棒 |