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作品詳細
とむらい師たち
三隅研次が監督したコメディ
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。火葬場従業員の伜に生れたガンめんは、仏の心をないがしろにする既製葬儀会社に義憤を感じ、自ら国際葬儀協会を設立した。ガンめんは霊柩車運転手のラッキョウ、役所の戸籍係ジャッカン、美容整形医の先生らとともに、奇抜なアイデアを生かして商売を始めた。デスマスク、死顔美容、テープレコーダーによる遺言吹き込み、あらゆる形式をもつ葬儀方法を武器に、“国葬”は順調に発展していった。ある日、先生が女子大生に手を出し、あげくの果てに中絶手術を施して罪の意識に悩んでいるのをみたガンめんは、水子地蔵の建立を思いついた。マスコミもこの計画に目をつけたため、中之島公園には、身に覚えのある女たちでごった返す有様となった。
■解説
野坂昭如の同名小説(講談社刊)を、「勝負犬」の藤本義一が脚色し、「座頭市血煙り街道」の三隅研次が監督したコメディ。撮影は「ある殺し屋の鍵」の宮川一夫。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1968)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 三隅研次 (Kenji Misumi) |
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脚色 | 藤本義一 (フジモトギイチ) |
原作 | 野坂昭如 (ノサカアキユキ) |
企画 | 辻久一 (ツジヒサカズ) |
撮影 | 宮川一夫 (Kazuo Miyagawa) |
美術 | 内藤昭 (ナイトウアキラ) |
音楽 | 鏑木創 |
録音 | 大谷巖 |
照明 | 中岡源権 (ナカオカゲンコン) |
編集 | 谷口登司夫 (タニグチトシオ) |
スチール | 大谷栄一 (オオタニエイイチ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
勝新太郎 (Shintaro Katsu) | ガンめん |
伊藤雄之助 (イトウユウノスケ) | 先生 |
藤村有弘 (Arihiro Fujimura) | ジャッカン |
藤岡琢也 (フジオカタクヤ) | 社長 |
財津一郎 (ザイツイチロウ) | 稲垣 |
西岡慶子 (ニシオカケイコ) | トコ |
酒井修 (サカイオサム) | 学生 |
田武謙三 (タブケンゾウ) | 村長 |
多賀勝 | ラッキョウ |
遠藤辰雄 (エンドウタツオ) | 米倉 |
若井はんじ (ワカイハンジ) | 若いパパ |
若井けんじ (ワカイケンジ) | ダンプの運転手 |
曽我町子 (ソガマチコ) | 女性アナウンサー |
西川ヒノデ (ニシカワヒノデ) | 中年の男 |
宮シゲオ (ミヤシゲオ) | ゲージ係員 |
島田洋介 (シマダヨウスケ) | 現場監督 |
今喜多代 (イマキタヨ) | 未亡人 |
北村英三 (キタムラエイゾウ) | 榊原 |
若宮忠三郎 (ワカミヤチュウザブロウ) | 別会社の社長 |
春本富士夫 (Fhujio Harumoto) | 小学校の教頭 |
山本一郎 (ヤマモトイチロウ) | 警官 |
伊達三郎 (Saburo Date) | 広告社の部長 |
木村玄 | 週刊誌の記者 |
斎藤信也 (サイトウシンヤ) | 少年時代のガンめん |