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作品詳細
玉割り人ゆき 西の廓夕月楼
“玉割り人ゆき”シリーズ二作目
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。昭和のはじめ、初夏の頃、ここ北陸の城下町・金沢。玉割り人ゆきは、京都の島原から、金沢へと移って来ていた。“玉割り人”とは、遊廓に売られて来た未通女に性技の基本を教え、娼妓に対しては特殊な業を仕込む、セックスの師匠のことである。ある日ゆきは、夕月楼の主人・清次郎を知った。清次郎は謡曲の神童といわれ、廓の跡継ぎだったにもかかわらず、東京の家元の家に住みついて、能楽界の麒麟児と騒がれていた。ところが、25歳の時に故郷に遊びに帰った時、謡曲師の吉富宗市にいたずら心から謡曲試合を挑み、宗市はみじめにも負けてしまった。宗市は一人娘のお俊を残して自殺、それ以来清次郎は謡を捨てた。清次郎はお俊を一度だけ抱いた。
■解説
北陸の廓を舞台にして、玉割り人ゆきの娼妓たちを相手にした性の訓練と、青年楼主との愛を描く。原作は松森正の劇画「玉割り人ゆき」。脚本は「玉割り人ゆき」の田中陽造、監督も同作の牧口雄二、撮影も同作の塩見作治がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1976)
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- ジャンル:
- ラブ・ストーリー