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作品詳細
ハードロマンチッカー
刹那的な暴力に生きる若者たちの狂想曲
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。山口県下関市。高校中退、フリーターのグーは、ある日、友人の金子から後輩の辰とマサルが、敵対するチョー高(朝鮮高校)のキムチョンギの家を襲撃して、そこのバアさんを撲殺し火をつけた事を聞く。グーは真相を求め街を歩いているとガキが絡んでくるので痛めつけたら、兄貴がチョー高ボクシング部の元選手だったり、友人のタカシを訪ねたらそこにチョー高のOBがいて、女子高生をレイプしようとしていたので一撃を食らわせたりして、下関はグーにとって敵だらけになってしまう。
■解説
暴力とセックスがはびこる世界で生きる高校中退の青年グーが、海に囲まれた街・下関で、閉塞感に苛まれ、刹那的な喧嘩を繰り広げながらたくましく生きていく姿を描く青春映画。CMディレクターの顔を持ち、『偶然にも最悪な少年』『THE焼肉ムービー プルコギ』を手掛けたグ・スーヨンが、在日韓国人二世という出自を立脚点にした自身の著書を映画化した。セリフに“下関弁”が飛び交う地域性が良い味付けになっている。主人公のグーを演じるのは松田翔太。髪型をオールバックにし、金髪に染め上げた姿は貫禄充分だ。永山絢斗、柄本時生、遠藤要、石垣佑磨らが攻撃度満点に演じる不良ぶりにも注目を。観る者の痛点を刺激するバイオレンス描写を体感したい。
2011年11月26日 より 全国にて
- 配給:東映
- 製作国:日本(2011)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | グ・スーヨン (グ・スーヨン) |
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脚本 | 具光然 (グミツノリ) |
原作 | グ・スーヨン (グ・スーヨン) |
エグゼクティブプロデューサー | 木下直哉 (キノシタナオヤ) 角川春樹 (Haruki Kadokawa) 遠藤茂行 (エンドウシゲユキ) |
プロデューサー | 片岡公生 (カタオカ) 原田雅弘 (ハラダマサヒロ) |
撮影 | 無州英行 (ブシュウヒデユキ) |
美術 | 仲前智治 |
音楽 | 和田薫 (ワダカオル) |
主題曲/主題歌 | 黒夢 (クロユメ) |
録音 | 長島慎介 (ナガシマシンスケ) |
照明 | 岩下和浩 (イワシタカズヒロ) |
編集 | 高橋和久 (タカハシカズヒサ) 渡辺勝郎 (ワタナベカツロウ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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松田翔太 (Shota Matsuda) | グー |
永山絢斗 (Kento Nagayama) | 辰 |
柄本時生 (Tokio Emoto) | |
遠藤要 (エンドウカナメ) | パク・ヨンオ |
真木よう子 (Maki Yoko) | |
中村獅童 (Shido Nakamura) | 高木 |
渡部篤郎 (Atsuro Watabe) | |
渡部豪太 (Gota Watabe) | |
川野直輝 (カワノナオキ) | |
金子ノブアキ (Nobuaki Kaneko) | |
落合モトキ (オチアイモトキ) | |
遠藤雄弥 (Yuya Endo) | キム・チョンギ |
ペ・ジョンミョン (Pe Jyonmyon) | |
石垣佑磨 (Yuma Ishigaki) | |
淡路恵子 (Awaji Keiko) | |
白竜 (ハクリュウ) | |
真木蔵人 (Claude Maki) | |
渡辺大 (Dai Watanabe) | |
芦名星 (Sei Ashina) |