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作品詳細
聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―
山本五十六という、ひとりの男の実像に迫る戦争ヒューマン・ドラマ
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。昭和14年の夏。2年前に始まった支那事変が泥沼化しつつあった。陸軍が日独伊三国軍事同盟の締結を強く主張する中、海軍次官の山本五十六、海軍大臣の米内光正、事務局長の井上成美は、信念を曲げる事なく同盟に反対の立場をとり続けていた。日本がドイツと結べば、何倍もの国力を持つアメリカと戦争になる。それだけは何として避けなければならないと考えていたのだ。だが世界情勢は急転、第二次世界大戦が勃発してしまう…。
■解説
真珠湾攻撃によって太平洋戦争の火ぶたを切って落とした戦略家であると同時に、誰よりも開戦に反対する立場を主張した山本五十六の半生を描いたドラマ。アメリカとの国力の差を把握、早い時期から指摘し、三国同盟に強く反対した海軍次官時代から、開戦後、海軍司令長官の立場として早期の終戦を目指すも、志半ばで命を落とすまで――そんな波乱万丈の人生を丹念に追っていく。成島出監督の演出のもと、主演の役所広司をはじめオールスター・キャストが集結。戦争スペクタクルやメッセージ性の強い反戦映画とは一線を画し、山本五十六というひとりの男の実像に迫った本作は、今の時代に必要なリーダーの在り方を示しているようにも思える。
2011年12月23日 より 丸の内TOEIほか全国にて
- 配給:東映
- 製作国:日本(2011)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 成島出 (Izuru Narushima) |
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監修 | 半藤一利 (ハンドウカズトシ) |
脚本 | 長谷川康夫 (ハセガワヤスオ) 飯田健三郎 (イイダケンザブロウ) |
プロデューサー | 小滝祥平 (コタキショウヘイ) |
撮影 | 柴主高秀 (シバヌシタカヒデ) |
美術 | 金田克美 (カネダカツミ) |
装飾 | 大坂和美 (オオサカカズミ) |
音楽 | 岩代太郎 (イワシロタロウ) |
録音 | 橋本文雄 (ハシモトフミオ) |
照明 | 長田達也 (オサダタツヤ) |
編集 | 阿部瓦英 (アベヒロヒデ) |
特別協力 | 山本義正 (ヤマモトヨシマサ) |
SFX/VFXプロデューサー | 浅野秀二 (アサノシュウジ) |
VFXディレクター | 鹿住朗生 (シカズミヨシオ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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役所広司 (Koji Yakusho) | 山本五十六 |
玉木宏 (Hiroshi Tamaki) | 真藤利一 |
柄本明 (Akira Emoto) | 米内光政 |
柳葉敏郎 (Toshiro Yanagiba) | 井上成美 |
阿部寛 (Hiroshi Abe) | 山口多聞 |
吉田栄作 (Eisaku Yoshida) | 三宅義勇 |
椎名桔平 (Kippei Shiina) | 黒島亀人 |
益岡徹 (Toru Masuoka) | 草野嗣郎 |
袴田吉彦 (Yoshihiko Hakamada) | 秋山裕作 |
五十嵐隼士 (Shunji Igarashi) | 牧野幸一 |
十代目坂東三津五郎 (バンドウミツゴロウ) | 堀悌吉 |
原田美枝子 (Mieko Harada) | 山本禮子 |
瀬戸朝香 (Seto Asaka) | 谷口志津 |
田中麗奈 (Tanaka Rena) | 神埼芳江 |
伊武雅刀 (Masato Ibu) | 永野修身 |
宮本信子 (Miyamoto Nobuko) | 高橋嘉寿子 |
香川照之 (Teruyuki Kagawa) | 宗像景清 |
中村育二 (Ikuji Nakamura) | 宇垣纏 |
中原丈雄 (Takeo Nakahara) | 南雲忠一 |