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作品詳細
私、違っているかしら
森村桂の同名の原作を松尾昭典が監督した青春もの
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。白石桂は学習院大学四年の明朗な娘である。就職戦線を迎えてそれまで続けていた施設出身者たちの家“再生会”での仕事をやめ出版社への就職に奔走した。しかし片親の壁はあつく父親のない桂は書類選考ではねられてしまった。娘の苦労をよそに、彼女の母はグループと登山を楽しむという呑気さであった。桂は若い娘のようにはしゃぐ母を駅に見送っての帰り、偶然亡父の親友の製紙会社社長田村に会い、彼の紹介で交友社を受験出来ることになった。ところが論文の内容が危険という理由で落されてしまった。彼女の級友川瀬は保守的な交友社に失敗したことをむしろ喜び、落胆した桂を勇気づけた。彼は就職を意に介さず学生運動に没頭しているのだった。
■解説
森村桂の同名の原作を「涙くんさよなら」の倉本聰と長広明が共同で脚色し、「夜霧の慕情」の松尾昭典が監督した青春もの。撮影は同じく「夜霧の慕情」の岩佐一泉が担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1966)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 松尾昭典 (マツオアキノリ) |
---|---|
脚色 | 倉本聰 (クラモトソウ) 長広明 (ナガヒロアキラ) |
原作 | 森村桂 (モリムラケイ) |
企画 | 大塚昇 (オオツカノボル) |
撮影 | 岩佐一泉 (イワサイッセン) |
美術 | 中村公彦 (ナカムラキミヒコ) |
音楽 | 黛敏郎 (Toshiro Mayuzumi) |
録音 | 神保小四郎 |
照明 | 吉田協佐 |
編集 | 丹治睦夫 |
スチール | 目黒祐司 (メグロユウジ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
吉永小百合 (Sayuri Yoshinaga) | 白石桂 |
淡島千景 (Chikage Awashima) | 白石桂の母 |
浜田光夫 (Mitsuo Hamada) | 川瀬 |
三島雅夫 (ミシママサオ) | 田村荘一 |
市川好朗 (イチカワヨシロウ) | ゴロ |
細川ちか子 (ホソカワチカコ) | 河西 |
山本陽子 (ヤマモトヨウコ) | 山中 |
川地民夫 (カワチタミオ) | 吉田 |
鈴木瑞穂 (Mizuho Suzuki) | 秋山 |
高橋悦史 (タカハシエツシ) | 小池 |
宇野重吉 (Jukichi Uno) | 花井 |
武藤章生 (ムトウショウセイ) | 小田 |
河上喜史郎 (カワカミキシロウ) | 神父 |
重盛輝江 (シゲモリテルエ) | 河野 |
森みどり (モリミドリ) | 田中 |
山口吉弘 | 坂木 |
小柴隆 (コシバタカシ) | 斉田 |
長弘 (チョウヒロシ) | 独創社記者A |
鈴村益代 (スズムラマスヨ) | 片山の母 |
西尾三枝子 (ニシオミエコ) | 片山の妹・幸子 |
西原泰江 (ニシハラヤスエ) | 片山の恋人 |
浜口竜哉 | 片山の友人 |
松丘清司 | 片山の友人 |
渡辺節子 (ワタナベセツコ) | 婦人文化社女1 |
大谷木洋子 | 婦人文化社女2 |
北出桂子 (キタイデケイコ) | 婦人文化社女3 |
浜川智子 (ハマカワトモコ) | おタト |
東郷秀美 (トウゴウヒデミ) | 学究社係員 |
弘松三郎 (ヒロマツサブロウ) | A社人事課長 |
漆沢政子 | B社受付和服美人 |