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作品詳細
憧憬
一人の青年が愛と家族の葛藤に悩みながらも、新しい生き方を求め成長していく姿を描く
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。洋介は、亡父弘隆の七回忌の法要が行なわれた日、四年ぶりにアメリカから帰国。母親千鶴子は、夫の死後、村形製薬を一人できりまわし、兄・英樹もそんな母の期待にこたえるように逞しかった。母は洋介にも、英樹のように逞しくなってほしく、米国留学をさせたのであった。しかし、洋介は、一年間の大学生活で、自分が村形家の一員とし耐えられないことを悟り、大学をやめ、放浪生活を送っていたのだ。そのことをこの期に母に内明けようとしたが千鶴子の顔を見ると何も言えなかった。その日、兄のフィアンセ・由幾を見て、洋介はその美しさにひかれ、自分の夢のよき理解者であると直感。由幾もそのようなことを感じた。
■解説
脚本は「童貞(1975)」の松原信吾と仲倉重郎、栗山富夫の共同、監督は「凍河 とうが」の斎藤耕一、撮影は「おとうと(1976)」の坂本典隆がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1977)
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- ジャンル:
- ドラマ