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作品詳細
大反撃
(原題:Castle Keep)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。1944年冬のアルデンヌ。バルジ決戦の前夜である。フランス国境近くベルギーの小村にある中世紀の城に、アメリカ歩兵小団の1つがやって来た。一行のリーダーはファルコナー少佐(バート・ランカスター)。一行は長い戦闘で疲れきっていた。城主マルドレー伯爵(ジャン・P・オーモン)は、一行を温かく迎え入れた。小隊のメンバーは美術が好きなベックマン大尉(パトリック・オニール)、宣教師志望のアンバージャック中尉(トニー・ビル)、車に夢中のクレアボーイ伍長(スコット・ウィルソン)、パン屋あがりのロッシ軍曹(ピーター・フォーク)など。城は一行のおかげで平穏を保っていた。だが、ファルコナー少佐は伯爵の目を盗んでは奥さんのテレーズ(アストリッド・ヒーレン)とベッドをともにしていた。右眼にアイパッチの鬼少佐、同時に彼はドイツ軍が反撃してくる時、かならずこの城を狙うことを予期していた。部下たちも、娼婦やコニャックで疲れをいやしていた。いよいよドイツ軍の反撃開始。敵は戦車を中心にした機甲部隊だ。ファルコナーは部下のベンジャミンにテレーズを連れて逃げるように命じた。激戦の末、城は落ち、ファルコナーの小隊は全滅していった。
■解説
バルジ大作戦前夜、ベルギー国境近くの城に篭城したアメリカ小隊の激闘を描く。ウィリアム・イーストレイクの原作から、ダニエル・タラダッシュとデイヴィッド・レイフィールが脚本化。「いのちの紐」のシドニー・ポラックが監督した。撮影は「将軍たちの夜」のアンリ・ドカエ、音楽は「ロシュフォールの恋人たち」のミシェル・ルグランが担当。出演は「泳ぐひと」のバート・ランカスター、新人アストリッド・ヒーレン、「グレート・レース」のピーター・フォーク、「北極の基地・潜航大作戦」のトニー・ビル、「キング・ラット」のパトリック・オニール、「冷血」のスコット・ウィルソン、ベテランのジャン・ピエール・オーモン等。製作はマーティン・ランソホフ、ジョン・コーリー。
1969年11月1日 より
- 配給:コロムビア
- 製作国:アメリカ(1969)
■スタッフ
監督 | シドニー・ポラック (Sydney Pollack) |
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脚本 | ダニエル・タラダッシュ (Daniel Taradash) デイヴィッド・レイフィール (David Rayfiel) |
原作 | ウィリアム・イーストレイク (William Eastlake) |
製作 | マーティン・ランソホフ (Martin Ransohoff) ジョン・コーリー (John Calley) |
撮影 | アンリ・ドカエ (Henri Decae) |
美術 | マックス・ドゥーイ (Max Douy) |
音楽 | ミシェル・ルグラン (Michel Legrand) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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バート・ランカスター (Burt Lancaster) | Major_Abraham_Falconer |
ピーター・フォーク (Peter Falk) | Sgt._Orland_Rossi |
パトリック・オニール (Patrick O'Neal) | Capt._Lionel_Beckman |
ジャン・ピエール・オーモン (Jean Pierre Aumont) | Henri_Txiser _Comfe_de_Maldorois |
アストリッド・ヒーレン (Astrid Heeren) | Therese _Comtesse_de_Maldorois |
スコット・ウィルソン (Scott Wilson) | Cpl._Ralf_Clearbou |
トニー・ビル (Tony Bill) | Lt._Adam_B._Amberjack |