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作品詳細
大地の詩 −留岡幸助物語−
多くの少年たちに愛と希望を与えた留岡幸助の生涯
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。岡山県高梁に生まれてすぐに商家の養子になった幸助は、ある日、金持ちの武士の子に一方的に殴られ、耐えきれずに相手に噛みつき打ち負かす。そのことで米屋を営む実家は得意先を失い、幸助は父から折檻を受け、学校を退学させられたあげく商人になることを強いられる。幸助は幼くして不平等な身分社会に憤りを感じる。青年になると、幸助はキリスト教へ入信。同志社英学校神学科を卒業後、丹波教会の牧師となり活躍するが、明治24年、金森通倫牧師の勧めで、北海道・空知にある監獄の教誨師に就任。強制労働など過酷な刑罰を受ける囚人達。幸助は、囚徒を更生させ、監獄を改革しようと、3年に渡り囚徒の過去を調査。そして、犯罪の芽は幼少期に発することを知り、幼い頃の家庭教育の大切さに気づく。また、幼き日の友人が、犯罪者になっていたことも少年感化に従事する遠因となる。幸助は教誨師を辞めると、米国に渡り2年をかけて欧米の監獄事情を学ぶ。そして帰国後、少年感化を実現すべく、北巣鴨の一角に「家庭学校」を作り、広く感化を要する子弟を教育、少年感化事業の先駆者となる。後に巣鴨の地が都会的になると、北海道・遠軽の地に家庭学校を作る。
■解説
『石井のおとうさんありがとう』『筆子・その愛-天使のピアノ-』で児童福祉文化賞を連続受賞した山田火砂子監督が、少年感化を実現するため北海道家庭学校を創設し、多くの少年たちに愛と希望を与え、“不良少年更生の父”と呼ばれた留岡幸助の生涯を描く。(作品資料より)
2011年4月9日 より 新宿武蔵野館ほかにて
- 配給:現代ぷろだくしょん
- 製作国:日本(2011)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 山田火砂子 (ヤマダヒサコ) |
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脚本 | 長坂秀佳 (ナガサカシュウケイ) 池田太郎 (イケダタロウ) 山田火砂子 (ヤマダヒサコ) |
製作総指揮 | 山田火砂子 (ヤマダヒサコ) |
プロデューサー | 井上真紀子 (イノウエマキコ) 国枝秀美 (クニエダヒデミ) 薮原信子 萩原浩司 |
撮影監督 | 長田勇市 (ナガタユウイチ) |
美術 | 小林和美 (コバヤシカズミ) |
音楽 | 石川鷹彦 (イシカワタカヒコ) |
録音 | 沼田和夫 (ヌマタカズオ) |
照明 | 小波祐介 (コナミユウスケ) |
編集 | 岩谷和行 (イワタニカズユキ) |
助監督 | 石田和彦 (イシダカズヒコ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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村上弘明 (Hiroaki Murakami) | 留岡幸助 |
工藤夕貴 (Youki Kudoh) | 留岡夏子 |
さとう宗幸 (サトウムネユキ) | 原胤昭 |
村田雄浩 (Takehiro Murata) | 石井十次 |
隆大介 (Daisuke Ryu) | 有馬四郎助 |
市川笑也 (イチカワエミヤ) | 好地由太郎 |
石倉三郎 (イシクラサブロウ) | 留岡金助 |
アーサー・ホーランド (アーサー・ホーランド) | ケリー宣教師 |
笛木優子 (Fueki Yuko) | 寺尾きく子 |
小倉一郎 (オグライチロウ) | 金森通倫 |
秋野太作 (アキノタイサク) | 古河市兵衛 |
中条きよし (ナカジョウキヨシ) | 大井上輝前 |
佐藤正宏 (サトウマサヒロ) | |
堀内正美 (ホリウチマサミ) | |
真砂皓太 (マサゴコウタ) | |
磯村みどり (イソムラミドリ) | |
宮川一朗太 (Ichirota Miyakawa) | |
コント山口君と竹田君 (コントヤマグチクントタケダクン) |