映画検索
作品詳細
卒業(’67)
チャールズ・ウェッブの原作を、マイク・ニコルズが監督した悲喜劇
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。学問でもスポーツでも、賞という賞を獲得して、ベンジャミンは大学を卒業したが、それがなんのためなのか、彼は疑問を感じ、将来に対する不安でいらだっていた。だが、そんなベンジャミンの心も知らず両親は盛大なパーティーを催した。口先だけのお世辞やへつらいにいたたまれず部屋に逃げこんだベンジャミンを、ロビンソン夫人が追いかけてきた。彼女は、強引にベンジャミンを家まで送らせ、決して誘惑してはいないなどと口ではいいながら彼の前で裸になって、彼を挑発した。ちょうどそこへ、ロビンソン氏が帰ってきたので、その場は何事もなかったが、この誘惑はベンジャミンにとって強い刺激となり、数日後、彼は自分の方からデートを申し込んだ。こうして2人は、しばしばホテルで会うようになったが、この2人の関係は、ロビンソンの娘エレーヌが学校休みで戻ってから、大きくくずれていった。
■解説
チャールズ・ウェッブの原作を、カルダー・ウィリンガムとバック・ヘンリーが脚色、「バージニア・ウルフなんかこわくない」のマイク・ニコルズが監督した悲喜劇。この作品で、マイク・ニコルズは、67年アカデミー監督賞を獲得している。撮影はロバート・サーティース、主題曲をポール・サイモン、そのほかの音楽を、デーヴ・グルーシンが、担当している。出演は、「奇跡の人(1962)」のアン・バンクロフト、ブロードウェイ出身のダスティン・ホフマン、TV出身で「シェナンドー河」など、2、3の作品に出演しているキャサリン・ロス、他にウィリアム・ダニエルス、マーレイ・ハミルトンなど。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:アメリカ(1967)
-
- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | マイク・ニコルズ (Mike Nichols) |
---|---|
脚色 | カルダー・ウィリンガム (Calder Willingham) バック・ヘンリー (Buck Henry) |
原作 | チャールズ・ウェッブ (Charles Webb) |
製作 | ローレンス・ターマン (Lawrence Turman) |
撮影 | ロバート・サーティース (Robert Surtees) |
追加音楽 | デーヴ・グルーシン (Dave Grusin) |
歌 | ポール・サイモン (Paul Simon) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
アン・バンクロフト (Anne Bancroft) | Mrs._Robinson |
ダスティン・ホフマン (Dustin Hoffman) | Ben_Braddock |
キャサリン・ロス (Katharine Ross) | Elaine_Robinson |
ウィリアム・ダニエルズ (William Daniels) | Mr._Braddock |
マーレイ・ハミルトン (Murray Hamilton) | Mr._Robinson |
エリザベス・ウィルソン (Elizabeth Wilson) | Mrs._Braddock |
ブライアン・エイブリー (Brian Avery) | Carl_Smith |