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作品詳細
酔いがさめたら、うちに帰ろう。
怒りも涙も全部ひっくるめておかえりなさい
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。今度こそやめると誓いながら、今日も深酒を重ねる戦場カメラマンの塚原安行は、吐血し救急車で病院に運ばれる。アルコール依存症が原因で、漫画家の妻・由紀とは離婚していた。そんな安行を母の弘子は治療のために入院させる。精神科を経てアルコール病棟に移った安行を由紀と子どもたちが見舞う。家族の支えや入院仲間との交流で少しずつ快方に向かっていると思われたが、安行の体はすでに別の病に冒されていた。
■解説
帰る場所、つまり受け入れてもらえる場所があることがどれほど幸せなことか。人気漫画家・西原理恵子の元夫カモちゃんこと鴨志田穣の自伝的小説「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」に惚れ込んだ巨匠・東陽一監督が自ら脚本も手がけて映画化した本作には、アルコール依存症という誰からも同情されない病が引き起こすすさまじいまでの暴力と、どんなにダメ男であっても愛さずにはいられない家族の絆の深さが切ないまでに描かれている。主演に浅野忠信と永作博美という魅力溢れる2人を迎え、「おとしゃん」と父親に飛びつく子役たちも可愛い。エンディングには忌野清志郎の歌う「誇り高く生きよう」が主題歌として起用されている。
2010年12月4日 より シネスイッチ銀座、テアトル新宿ほか全国にて
- 配給:ビターズ・エンド、シグロ
- 製作国:日本(2010)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 東陽一 (ヒガシヨウイチ) |
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脚本 | 東陽一 (ヒガシヨウイチ) |
原作 | 鴨志田穣 (カモシダユタカ) |
企画 | 山上徹二郎 (ヤマガミテツジロウ) |
製作 | 山上徹二郎 (ヤマガミテツジロウ) 大和田廣樹 (オオワダヒロキ) 定井勇二 (サダイユウジ) 大島満 (オオシマミツル) |
プロデューサー | 渡辺栄二 (ワタナベエイジ) |
撮影 | 釘宮慎治 (クギミヤシンジ) |
美術 | 磯見俊裕 (イソミトシヒロ) |
装飾 | 松尾文子 (マツオアヤコ) |
主題歌 | 忌野清志郎 (イマワノキヨシロウ) |
録音 | 小川武 (オガワタケシ) |
音響効果 | 中村佳央 (ナカムラヨシオ) |
照明 | 舘野秀樹 (タテノヒデキ) |
編集 | 東陽一 (ヒガシヨウイチ) |
衣装 | 宮本まさ江 (Masae Miyamoto) |
ヘアメイク | 小沼みどり (オヌマミドリ) |
アソシエイト・プロデューサー | 茶ノ前香 谷本奈津美 (タニモトナツミ) |
製作担当 | 濱崎林太郎 (ハマザキリンタロウ) |
プロダクションマネージャー | 佐々木正明 (ササキマサアキ) |
助監督 | 岡秀樹 (オカヒデキ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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浅野忠信 (Tadanobu Asano) | 塚原安行 |
永作博美 (Hiromi Nagasaku) | 園田由紀 |
市川実日子 (Ichikawa Mikako) | 湊麻美 |
利重剛 (リジュウゴウ) | 三笠クリニック院長 |
藤岡洋介 (フジオカヨウスケ) | 園田宏 |
森くれあ (モリクレア) | |
高田聖子 (Takada Shoko) | 衣田医師 |
柊瑠美 (ヒイラギルミ) | 猪瀬看護師 |
甲本雅裕 (Masahiro Komoto) | 山田医師 |
渡辺真起子 (ワタナベマキコ) | 精神科患者 |
堀部圭亮 (Keisuke Horibe) | 精神科患者 |
西尾まり (ニシオマリ) | 石山看護師 |
大久保鷹 (オオクボタカ) | 松本 |
滝藤賢一 (タキトウケンイチ) | 大川 |
志賀廣太郎 (Kotaro Shiga) | 伊藤 |
北見敏之 (キタミトシユキ) | 坂井 |
螢雪次朗 (Yukijiro Hotaru) | 吉田 |
光石研 (Ken Mitsuishi) | 鬼頭 |
香山美子 (Kayama Yoshiko) | 塚原弘子 |