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作品詳細
わたしの可愛い人―シェリ
巨匠コレットの原作を、アカデミー賞監督・脚本・キャストによる豪華完全映画化
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。ベルエポックのパリ、1906年。芸術が花開き、女たちが魅力的だった美しき時代。短い期間だがココット(高級娼婦)たちが、美貌と、文化教養、更に経済の知識をもち、パリの社会の中で、最も輝くセレブであった時代でもある。そのココットの中でも絶世の美女、レアは、“恋に落ちる危機”を何度も見事に切り抜けてきた名うての女。一方、レアの元同業のマダム・プルーの一人息子シェリは、19歳で既に女遊びにも飽きているほどの“問題児”。母は磨きぬかれたレアの愛のレッスンで、息子をまっとうにし、更に金になる男にしたいという魂胆で、二人の仲を取り持つのだった。レアはいつものように数週間で別れるはずの恋だったのに、“不覚にも”6年も楽しく暮らしてしまった。やがて、年頃になったシェリの結婚話が持ち上がったとき、初めてレアはこの恋が一生に一度の愛だと気づく……。
■解説
甘美なる巨匠、そして、20世紀最高の女性作家コレットの代表作「シェリ」を映画化。コレットは、作家にして美貌の舞台女優、美容家であり、本作を執筆後、義理の息子と恋に落ちたことは当時のスキャンダルとなった。また、無名のA・ヘップバーンを見出したことでも有名。原作「シェリ」は、プルースト、アンドレ・ジッドも賞賛し、成功とともに、芝居にもなり、コレット自身が1年後にはレアの役を自身で演じた。主人公レア役には、『危険な関係』『ラブ・フィールド』などで3度のアカデミー賞ノミネートに輝くミシェル・ファイファーが、シャンデリアのようにきらめきその魅力を放っている。妖しいほど美しいシェリ役は『ヴィクトリア女王 世紀の愛』のルパート・フレンド。監督は、『危険な関係』『クィーン』のスティーヴン・フリアーズ。(作品資料より)
2010年10月16日 より Bunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開
- 配給:セテラ・インターナショナル
- 製作国:イギリス=フランス=ドイツ(2009)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | スティーヴン・フリアーズ (Stephen Frears) |
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脚本 | クリストファー・ハンプトン (Christopher Hampton) |
原作 | コレット (Collette) |
製作 | ビル・ケンライト (Bill Kenwright) |
共同製作 | アンドラス・ハモリ (Andras Hamori) トレイシー・シーウォード (Tracey Seaward) |
撮影 | ダリウス・コンジ (Darius Khondji) |
美術 | アラン・マクドナルド (Alan MacDonald) |
音楽 | アレクサンドル・デスプラ (Alexandre Desplat) |
編集 | ルシア・ズチェッティ (Lucia Zucchetti) |
衣装デザイン | コンソラータ・ボイル (Consolata Boyle) |
メイク | ダニエル・フィリップス (Daniel Phillips) |
ナレーション | スティーヴン・フリアーズ (Stephen Frears) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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ミシェル・ファイファー (Michelle Pfeiffer) | Lea de Lonval |
ルパート・フレンド (Rupert Friend) | Cheri |
フェリシティ・ジョーンズ (Felicity Jones) | Edmee |
キャシー・ベイツ (Kathy Bates) | Madame Peloux |
イーベン・ヤイレ (Iben Hjejle) | Marie Laure |
フランシス・トメルティー (Frances Tomelty) | Rose |
アニタ・パレンバーグ (Anita Pallenberg) | La Copine |
ハリエット・ウォルター (Harriet Walter) | La Loupiote |
ベット・ボーン (Bette Bourne) | Baronne |
ゲイ・ブラウン (Gaye Brown) | Lili |
トム・パークス (Tom Parks) | Vicomte Desmond |
ニコラ・マコリーフ (Nichola McAuliffe) | Madame Aldonza |
トビー・ケベル (Toby Kebbell) | Patron |