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作品詳細
落語野郎 大脱線
「じゃじゃ馬ならし」の杉江敏男が監督した喜劇
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。五月の鯉の吹き流し、といわれるような至って気のいい連中が住むなめくじ長屋が舞台である。大家伊勢屋宗右衛門の道楽息子伸二郎は吉原通い、果ては付け馬を連れてくる始末。ついには勘当となる。長屋の連中が宗右衛門の還暦を祝っている一方、間抜けな泥棒が清元師匠お綱の家へ入るが、反対に財布をとられてしまった。長屋にはほかに、無職の文吉、大工の八五郎、占者の呑海、水前兄弟などがいる。文吉は幽霊のでるへっついを貰いうけて、二十両という大金を見つけたが、その金が心残りで毎晩出るという幽霊とサイコロをふり、勝って金をせしめた。宗右衛門は大工道具を質に入れて、日中寝ている八五郎をみかねて、嫁の世話をした。花嫁の千代女は御殿下りのため、言葉がいとも丁寧。しかしがさつな八五郎とは、よく息があうのだった。
■解説
「喜劇 駅前音頭」の新井一と椿澄夫が共同でシナリオを執筆。「じゃじゃ馬ならし」の杉江敏男が監督した喜劇。「バンコックの夜」の完倉泰一が撮影。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1966)
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- ジャンル:
- コメディ
■スタッフ
監督 | 杉江敏男 (スギエトシオ) |
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脚本 | 新井一 (アライハジメ) 佐藤一郎 (Ichiro Sato) |
原案 | 佐藤一郎 (Ichiro Sato) |
製作 | 安達英三郎 (アダチエイザブロウ) |
撮影 | 完倉泰一 (カンクラタイイチ) |
美術 | 小川一男 (オガワカズオ) |
音楽 | 神津善行 (コウヅヨシユキ) |
録音 | 藤縄正一 |
照明 | 金子光男 (カネコミツオ) |
編集 | 藤井良平 (フジイリョウヘイ) |
スチル | 吉崎松雄 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
牧野周一 (マキノシュウイチ) | 伊勢屋宗右衛門 |
牧伸二 (Shinji Maki) | 伊勢屋伸二郎 |
一の宮あつ子 (イチノミヤアツコ) | 伊勢屋お米 |
東京ぼん太 (トウキョウボンタ) | 伊勢屋与太郎 |
春風亭柳好 (シュンプウテイリュウコウ) | 棺桶屋銀作 |
都家かつ江 (ミヤコヤカツエ) | 棺桶屋おこま |
春風亭柳朝 (シュンプウテイリュウチョウ) | 八百屋辰造 |
横山道代 (Michiyo Yokoyama) | 八百屋みつ |
沢村いき雄 (サワムライキオ) | のりやお勘婆ア |
桂米丸 (カツラヨネマル) | 小間物屋歌吉 |
金原亭馬の助 (キン) | 炭屋馬さん |
塩沢とき (シオザワトキ) | 炭屋かね |
三遊亭歌奴 (サンユウテイウタヤッコ) | 大工八五郎 |
久保菜穂子 (クボナオコ) | 大工千代女 |
桂米丸 (カツラヨネマル) | 魚屋熊吉 |
笠置シヅ子 (カサギシヅコ) | 魚屋おせつ |
酒井和歌子 (Sakai Wakako) | 魚屋かよ |
立川談志 (タテカワダンシ) | 無職文吉 |
三笑亭夢楽 (サンショウテイムラク) | 占者呑海 |
北川町子 (Machiko Kitagawa) | 清元師匠お綱 |
大川ひろみ (オオカワヒロミ) | 大石千鳥 |
当銀長太郎 (トウギンチョウタロウ) | 大石太郎 |
三波神介 | 飽沢源内 |
戸塚睦夫 (トツカムツオ) | 飽沢平内 |
伊東四朗 (Shiro Ito) | 飽沢居内 |
晴乃チック (ハルノチック) | 付け馬竹太 |
晴乃タック (ハルノタック) | 付け馬久吉 |
宮城けんじ (ミヤギケンジ) | 岡っ引憲太 |
東けんじ (アズマケンジ) | 下っ引憲次 |
柳家小せん (ヤナギヤコセン) | へっつい幽霊 |
月の家円鏡 (ツキノヤエンキョウ) | 泥棒 |