映画検索
作品詳細
悪人
悪人なのは誰なのか…。妻夫木聡と深津絵里が生々しく演じる、孤独な日々からの逃亡劇
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。長崎在住の清水祐一は、博多で働く石橋佳乃と待ち合わせをしていた。しかし、待ち合わせ場所で佳乃は他の男の車に乗って行ってしまった。佳乃を追いかけた祐一は、福岡県の三瀬峠で彼女を殺してしまう。その後、長崎でいつも通りの日常を送っていた祐一は、以前出会い系サイトでメールをやりとりしていた馬込光代という女性と会うことに。ホテルでお互いを求めあった後で、祐一は光代に佳乃を殺したことを告白するのだが…。
■解説
吉田修一のベストセラー小説を『フラガール』の李相日監督が映画化。原作者の吉田修一は李相日と共同で脚本も手掛けるほどの意欲作。この作品で描かれるのは、他人と理解しあうことなく、孤独な日々を生きている人間たち。彼らは他者との触れ合いを拒絶しながらも渇望しており、ちょっとしたきっかけで犯罪に巻き込まれていく。彼らは善人でも悪人でもなく、善人でも悪人でもあるのだ。そんな二つの顔を持つ主人公・清水祐一を演じるのは、妻夫木聡。髪を金髪にし、これまでの爽やかなイメージとは違った一面を見せる。馬込光代役の深津絵里も、清純派のイメージをかなぐり捨て、性欲やエゴイズムを持った生身の女性の姿をリアルに演じている。
2010年9月11日 より 全国にて
- 配給:東宝
- 製作国:日本(2010)
-
- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 李相日 (Sang-il Lee) |
---|---|
脚本 | 吉田修一 (Shuichi Yoshida) 李相日 (Sang-il Lee) |
原作 | 吉田修一 (Shuichi Yoshida) |
エグゼクティブプロデューサー | 市川南 (イチカワミナミ) 塚田泰浩 (ツカダヤスヒロ) |
製作 | 島谷能成 (シマタニヨシシゲ) 服部洋 (ハットリヒロシ) 町田智子 北川直樹 (キタガワナオキ) 宮路敬久 堀義貴 (ホリ) 畠中達郎 (ハタナカタツロウ) 喜多埜裕明 (Hiroaki Kitano) 大宮敏靖 (オオミヤトシハル) 宇留間和基 |
プロデューサー | 仁平知世 (ニヘイトモヨ) 川村元気 (カワムラゲンキ) |
撮影 | 笠松則通 (カサマツノリミチ) |
美術監督 | 種田陽平 (タネダヨウヘイ) |
美術 | 杉本亮 (スギモトリョウ) |
装飾 | 田口貴久 |
音楽 | 久石譲 (ヒサイシジョウ) |
音楽プロデューサー | 岩瀬政雄 (Masao Iwase) 杉田寿宏 |
主題曲/主題歌 | 福原美穂 (フクハラミホ) |
録音 | 白取貢 (シラトリミツグ) |
照明 | 岩下和裕 |
編集 | 今井剛 (イマイツヨシ) |
衣装デザイン | 小川久美子 (オガワクミコ) |
ヘアメイク | 豊川京子 (トヨカワキョウコ) |
ラインプロデューサー | 鈴木嘉弘 (スズキヨシヒロ) |
制作担当 | 前村祐子 (マエムラユウコ) |
助監督 | 久万真路 (クマシンジ) |
スクリプター | 松澤一美 (マツザワカズミ) |
スチール | 鈴木さゆり (スズキサユリ) |
その他 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
妻夫木聡 (Satoshi Tsumabuki) | 清水祐一 |
深津絵里 (Fukatsu Eri) | 馬込光代 |
樹木希林 (Kiki Kirin) | 清水房枝 |
柄本明 (Akira Emoto) | 石橋佳男 |
岡田将生 (Masaki Okada) | 増尾圭吾 |
満島ひかり (Mitsushima Hikari) | 石橋佳乃 |
光石研 (Ken Mitsuishi) | 矢島憲夫 |
余貴美子 (Kimiko Yo) | 清水依子 |
井川比佐志 (Hisashi Igawa) | 清水勝治 |
松尾スズキ (マツオスズキ) | 堤下 |
山田キヌヲ (ヤマダキヌヲ) | 馬込珠代 |
韓英恵 (カンハナエ) | 谷元沙里 |
中村絢香 (ナカムラアヤカ) | 安達眞子 |
宮崎美子 (Miyazaki Yoshiko) | 石橋里子 |
永山絢斗 (Kento Nagayama) | 鶴田公紀 |
塩見三省 (Sansei Shiomi) | 佐野刑事 |
池内万作 (Mansaku Ikeuchi) | 久保刑事 |