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作品詳細
いつか晴れた日に
近代英国を舞台に、対照的な性格の良家の姉妹が、結婚をめぐる愛とお金の問題を越えて幸福をつかむまでをコミカルに描いた一編
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。19世紀初頭。イングランド南西部はサセックス州。私園ノーランド・パークの主ヘンリー・ダッシュウッドは臨終の床で、先妻の息子の長男ジョンに、現在の妻ダッシュウッド夫人と3人の娘たちの世話を託して死ぬ。ジョンは彼女らの世話をしようとするが、強欲な妻のファニーがそれを阻止、父の遺言は反故に。ファニーはノーランド・パークに乗り込み主人風を吹かせ、ダッシュウッド夫人らを新しい家に追い立てようとする。分別ある長女エリノアは礼を尽くすが、多感な次女のマリアンヌはあからさまに嫌悪の情をみせ、おてんばな三女マーガレットは隠れているばかり。そんな折り、ファニーの弟エドワード・フェラースがパークを訪れる。
■解説
近代英国を舞台に、対照的な性格の良家の姉妹が、結婚をめぐる愛とお金の問題を越えて幸福をつかむまでをコミカルに描いた一編。18世紀の女性作家ジェーン・オースティンが1795年に発表した小説『いつか晴れた日に 分別と多感』(小社刊)の映画化。脚色は、主演もつとめた「キャリントン」のエマ・トンプソンで、映画の脚本は初挑戦だったにもかかわらず、第68回アカデミー脚色賞を女優として初めて受賞。主要キャストも彼女の人選によるもので、英国を代表する映画・舞台俳優が集結。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:アメリカ(1995)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | アン・リー (Ang Lee) |
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脚色 | エマ・トンプソン (Emma Thompson) |
原作 | ジェーン・オースティン (Jane Austen) |
製作総指揮 | シドニー・ポラック (Sydney Pollack) |
製作 | リンゼイ・ドラン (Lindsay Doran) |
制作補 | ジェームズ・シェイマス (James Schamus) ローリー・ボーグ (Laurie Borg) |
撮影 | マイケル・コールター (Michael Coulter) |
美術 | ルチアーナ・アリジ (Luciana Arrighi) |
音楽 | パトリック・ドイル (Patrick Doyle) |
編集 | ティム・スキアーズ (Tim Squyres) |
衣装デザイン | ジェニー・ビーヴァン (Jenny Beavan) ジョン・ブライト (John Bright) |
字幕 | 菊地浩司 (Koji Kikuchi) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
エマ・トンプソン (Emma Thompson) | Elinor Dashwood |
アラン・リックマン (Alan Rickman) | Colonel Brandon |
ケイト・ウィンスレット (Kate Winslet) | Marianne Dashwood |
ヒュー・グラント (Hugh Grant) | Edward Ferras |
グレッグ・ワイズ (Greg Wise) | John Willoughby |
Emilie Francois (Emilie Francois) | Margaret Dashwood |
イモジェン・スタッブス (Imogen Stubbs) | Lucy Steele |
ジェンマ・ジョーンズ (Gemma Jones) | Mrs.Dashwood |
ロバート・ハーディ (Robert Hardy) | Sir John Middleton |
エリザベス・スプリッグス (Elizabeth Spriggs) | Mrs.Jennings |
イメルダ・スタウントン (Imelda Staunton) | Charlotte Palmer |
ヒュー・ローリー (Hugh Laurie) | Mr.Palmer |
ハリエット・ウォルター (Harriet Walter) | Fanny Dashwood |
ジェームズ・フリート (James Fleet) | John Dashwood |