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作品詳細
銀色の雨
降り注ぐ雨も、やがて晴れる時が来る―― 浅田次郎の短編を映画化
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。鳥取県米子市。高校生の和也は家を出て、新聞配達店で住み込みのバイトをしていた。しかし店主と衝突し、そのまま店から逃走。米子駅の前でスナックに勤める知人の菊枝に偶然出会い、彼女のマンションに転がり込んだ。さらに翌日の夜には、米子出身のプロボクサー・章次も菊枝の部屋にやってくる。過去の因縁で暴行を受け傷ついた章次を菊枝が連れ帰ってきたのだ。こうして3人の奇妙な共同生活が始まった…。
■解説
原作は「鉄道員(ぽっぽや)」の直木賞作家・浅田次郎の短編小説。父親を知らずに育った高校生の和也、暴力事件を起こして街を飛び出したプロボクサーの章次、寂しさを抱えるスナック勤めの菊枝という心に傷を持つ3人が、共同生活の中でそれぞれの心に向き合い、やがて再生していく姿を描く。米子のどこか懐かしい街並みと降り注ぐ雨の中、少しずつ凝り固まった心を解きほぐしていく登場人物たちが印象的だ。主人公の和也を演じた賀来賢人は瑞々しい演技を披露。中村獅童は寡黙に、前田亜季は奔放な演技でそれぞれのキャラクターを表現してみせている。監督は『銀のエンゼル』や人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」などで知られる鈴井貴之。
2009年11月28日 より シネマート新宿、シネマート六本木ほか全国にて
- 配給:エスピーオー、マジックアワー
- 製作国:日本(2009)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 鈴井貴之 (スズイタカユキ) |
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脚本 | 宇山圭子 (ウヤマケイコ) |
原作 | 浅田次郎 (アサダジロウ) |
企画 | 松村祥弘 植木研司 |
プロデューサー | 松村祥弘 植木研司 |
チーフプロデューサー | 竹山昌利 (タケヤママサトシ) |
音楽 | 徳永英明 (トクナガヒデアキ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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賀来賢人 (Kento Kaku) | 平井和也 |
前田亜季 (Maeda Aki) | 菊枝 |
中村獅童 (Shido Nakamura) | 岩井章次 |
濱田マリ (Hamada Mari) | 平井幸緒 |
音尾琢真 (オトオタクマ) | 草野和紀 |
大島優子 (オオシマユウコ) | みのり |
富澤たけし (トミザワタケシ) | 小島 |
伊達みきお (ダテミキオ) | 電器屋 |
柳憂怜 (ヤナギユウレイ) | 森尾 |
眞島秀和 (Hidekazu Mashima) | 柳沢 |
品川徹 (Toru Shinagawa) | 岩井耕造 |
佐々木すみ江 (ササキスミエ) | 岩井光子 |
ルー大柴 (ルーオオシバ) | |
輪島功一 (ワジマコウイチ) | |
大泉洋 (Yo Oizumi) |