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作品詳細

  • 陽炎座

鈴木清順の映像美が冴え渡る大正ロマネスク

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

大正末期、新派の劇作家・松崎(松田優作)は落とした付け文が縁で品子(大楠道代)と出会う。その後も出来すぎた偶然で3度出会った2人は一夜を共にする。やがて、金沢で待つという手紙に誘い出された松崎だが、品子は手紙を出した憶えはないという。品子との心中をそそのかすパトロンの玉脇(中村嘉葎雄)から逃れた松崎はアナーキストの和田と知りあい、迷宮をさまよう。そして、幻聴のような祭り囃子に導かれて奇妙な芝居小屋・陽炎座に辿りつく。



■解説

81年、『ツィゴイネルワイゼン』の大ヒットを受けてシネマ・プラセットが製作した話題作。泉鏡花の小説を鈴木清順監督が華麗な色彩と映像美で描いた妖気ただよう大正ロマネスク。当時、その華麗な映像世界は“映像歌舞伎”といわれ高い評価を受けた。脚本は『ツィゴイネルワイゼン』に引き続き田中陽三。美しい女たちの愛と憎しみの渦に引き込まれ、この世ともあの世ともつかない妖しい世界をさまよう主人公には、鈴木清順の大ファンだったという松田優作が扮している。大楠道代との背中合わせのラブ・シーンも話題を呼んだ。死んだ女との出会い、女装した髭の男、残酷な屏風絵など現実離れしたイメージが少しも不思議に感じられない清順マジックに酔いしれるベシ。

  • 2012年1月14日 より ユーロスペースほか全国にて順次公開

  • 配給:リトル・モア、マジックアワー
  • 製作国:日本(1981)
    • ジャンル:
    • ドラマ
  • 公式サイトはこちら>>

■スタッフ

監督 鈴木清順 (Seijun Suzuki)
監督協力 葛生雅美 (クズウマサミ) 音羽菊七 (オトワキクシチ)
脚本 田中陽造 (Yozo Tanaka)
原作 泉鏡花 (イズミキョウカ)
企画 伊東謙二 (イトウケンジ)
製作 荒戸源次郎 (アラトゲンジロウ)
プロデューサー 花田良知 (ハナダ)
撮影 永塚一栄 (ナガツカカズエ)
美術 池谷仙克 (イケヤノリヨシ)
音楽 河内紀
録音 橋本文雄 (ハシモトフミオ)
照明 大西美津男 (オオニシミツオ)
編集 鈴木晄 (スズキアキラ)
製作主任 丸山昌夫 (Masao Maruyama)
助監督 白石宏一
スチール 山田脩二
美術協力 西田真

■キャスト

俳優名 役名
松田優作 (Yusaku Matsuda)  松崎春孤
大楠道代 (Okusu Michiyo)  品子
加賀まりこ (Kaga Mariko)  みお
楠田枝里子 (クスダエリコ)  イネ
大友柳太朗 (オオトモリュウタロウ)  師匠
東恵美子 (アズマエミコ)  老婆
麿赤児 (マロアカジ)  乞食
沖山秀子 (オキヤマヒデコ)  派手な着物の女
玉川伊佐男 (タマガワイサオ)  番頭
佐野浅夫 (サノアサオ)  院長
伊藤弘子 (イトウヒロコ)  女中
佐藤B作 (Sato Bisaku)  駅員
原田芳雄 (Yoshio Harada)  和田
中村嘉葎雄 (Katsuo Nakamura)  玉脇

愛がなんだ









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