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作品詳細
影の爪
幸福な家庭を守ろうとする女と、それを壊そうとする女の凄まじい葛藤を描く
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。夜、酔っている夫・明を乗せて四方信子が雨降りの国道を家へと車を走らせていた。突然、路上に人影を見てブレーキを踏むが間に合わず、引き殺してしまった。その男は辻一郎といった。警察で取調べを受けたあと、明と信子は被害者の家を訪れた。ところが、うなだれる明と信子に対して、辻の妻道子とその母で体の不自由なしのは、辻がアル中でいつかはこうなると覚悟していたと以外に寛容であった。そして、明は社宅を追い出された道子親子を部屋が見付かるまでと家へ引き取ることにした。加害者と被害者とが同居するという奇妙な生活が始まった…。
■解説
交通事故の被害者と加害者の同居生活という異常な状況、そして、幸福な家庭を守ろうとする女と、それを壊そうとする女の凄まじい葛藤を描く。脚本は大野靖子と「薔薇の標的(1972)」の白坂依志夫、「白鳥の歌なんか聞えない」の桂千穂、監督は「嫉妬(1971)」の貞永方久、撮影も同作の加藤正幸がそれぞれ担当。 (キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1972)
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- ジャンル:
- ドラマ