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作品詳細
Beauty うつくしいもの
長野県・伊那路。村歌舞伎に生涯を捧げた半次と雪夫の絆を描く。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。昭和10年、長野県伊那路村。村歌舞伎を初めて見た少年・半次は、村に伝わる舞踊「天竜恋飛沫」を舞う雪夫に心を奪われる。雪夫に誘われ歌舞伎を始めた半次は、ふたりで「新口村」を演じ、初舞台で大成功を収める。そしていつしか、半次と雪夫は村の看板役者となっていく。時は過ぎ、昭和19年。半次と雪夫のもとにも召集令状が届く。終戦を迎え、シベリアの強制収容所に送られた半次たちを待っていたのは、過酷な労働の日々と、雪夫との死別であった…。一人帰国した半次は、いなくなってしまった雪夫の空白を埋めるかのように、かつての雪夫の役を演じ続けた。ある日、遠く離れた村で、伊那谷だけに伝わる芝居「六千両」を演じる役者がいることを知った半次は…。
■解説
長野県、天竜川流域の美しい秘境・伊那谷。その地で2世紀以上も受け継がれている村歌舞伎に生涯を捧げた半次と、その舞台上の伴侶とも言うべき花形役者・雪夫との、80年に渡る絆を描く。出演は、主役の半次に上方歌舞伎の名門、松嶋屋の片岡孝太郎。相手役の雪夫には、同じく松嶋屋で、歌舞伎以外にも活躍の場を広げる片岡愛之助。本歌舞伎の二人による「新口村」は、映画の物語とも重なり合い、完成された美しさを見せている。二人を見守る幼なじみ・歌子役には麻生久美子を起用。監督は人間と自然を描き続けてきた後藤俊夫。(作品資料より)
2008年5月10日 より 長野ロキシー、飯田センゲキシネマにて先行上映
- 配給:有限会社信州村歌舞伎保存会、Picture Gold Company
- 製作国:日本(2007)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 後藤俊夫 (ゴトウトシオ) |
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脚本 | 小野竜之助 (オノリュウノスケ) 菊原とい美 (キクハラトイミ) |
製作総指揮 | 角川歴彦 (カドカワツグヒコ) |
製作 | 後藤俊夫 (ゴトウトシオ) 山田俊輔 (ヤマダシュンスケ) |
撮影 | 岩渕弘 (イワブチヒロシ) |
美術 | 春木章 (ハルキアキラ) 内田欣哉 (ウチダキンヤ) |
音楽 | 小六禮次郎 (コロクレイジロウ) |
録音 | 本田孜 (ホンダツトム) |
照明 | 栗木原毅 (アワキハラツヨシ) |
編集 | 鍋島惇 (ナベシマジュン) |
ヘアメイク | 金森恵 (カナモリメグミ) |
キャスティング協力 | 元川益暢 (Masunobu Motokawa) |
ライン・プロデューサー | 栗山和之 |
助監督 | 根本銀二 (ネモトギンジ) |
振り付け | 三世藤間勘祖 (フジマカンソ ) |
題字/タイトル | 十五代目片岡仁左衛門 (カタオカニザエモン) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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片岡孝太郎 (Takataro Kataoka) | 小椋半次 |
片岡愛之助 (カタオカアイノスケ) | 桂木雪夫 |
麻生久美子 (Aso Kumiko) | 東浦歌子 |
嘉島典俊 (カシマノリトシ) | 木下政男 |
眞島秀和 (Hidekazu Mashima) | 佐伯剛三郎 |
大西麻恵 (オオニシアサエ) | 桂木久子 |
赤塚真人 (Makoto Akatsuka) | 東浦鶴太夫 |
二階堂智 (ニカイドウサトシ) | 諸戸文雄 |
井川比佐志 (Hisashi Igawa) | 小椋半造 |
串田和美 (クシダカズヨシ) | 座長 |
北村和夫 (Kazuo Kitamura) | 村長 |
高橋平 (タカハシタイラ) | 少年半次 |
大島空良 (オオシマソラ) | 少年雪夫 |
兼尾瑞穂 (カネオミズホ) | 少女歌子 |