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作品詳細
砂時計
過去をひっくり返せば、未来になる。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。両親が離婚し、母の故郷である島根にやって来た14歳の杏。東京育ちの杏に、田舎の生活は不慣れなものであったが、口では厳しいことを言うが心根は優しい祖母や近所に住む同級生の大悟に支えられ、次第に村に溶け込んでいく。しかし、離婚後、祖母からの叱咤激励の言葉に追い詰められた母は、杏を置いて自殺してしまう。母の死を止められなかった自責の念と孤独に苛まれる杏に大悟は、「俺がずっと一緒におっちゃる」と約束する。
■解説
芦原妃名子原作の同名のコミックが映画化。「初恋」をテーマに、永い時間と複雑な状況を乗り越え、幼い恋を実らせた男女を描く。中学・高校時代の杏を『うた魂♪』の夏帆が、現代を松下奈緒が演じているが、10年以上の長い歳月を2時間の映画に収める演出・脚本は見事。母の死を止められなかったことを長い間悔やんでいる杏の苦悩も丁寧に表現されており、単なるラブストーリーから一歩踏み出した文芸作と言えるだろう。原作ファンの聖地でもある仁摩サンドスタジアムももちろん登場。出雲大社など島根県の景勝地でロケを行っているので、観光ガイドとしても見応えあり。監督は、『修羅雪姫』(01)、『LOVESONG』(01)の佐藤信介。
2008年4月26日 より TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国東宝系にて
- 配給:東宝
- 製作国:日本(2008)
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- ジャンル:
- ラブ・ストーリー
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 佐藤信介 (サトウシンスケ) |
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脚本 | 佐藤信介 (サトウシンスケ) |
原作 | 芦原妃名子 (アシハラヒナコ) |
エグゼクティブプロデューサー | 濱名一哉 (ハマナカズヤ) |
製作 | 加藤嘉一 (カトウヨシカズ) 亀井修 (カメイオサム) |
プロデューサー | 久保田修 (クボタオサム) 武田吉孝 (タケダヨシタカ) |
協力プロデューサー | 貴島誠一郎 (キジマセイイチロウ) 加藤章一 (カトウショウイチ) 油井卓也 (ユイタクヤ) 原田文宏 (ハラダフミヒロ) |
共同プロデューサー | 長松谷太郎 (ナガマツヤタロウ) |
撮影監督 | 河津太郎 (カワヅタロウ) |
美術 | 斎藤岩男 (Iwao Saito) |
装飾 | 大庭信正 (オオニワノブマサ) |
音楽 | 上田禎 (ウエダタダシ) |
音楽プロデューサー | 安井輝 (ヤスイシン) |
主題歌 | いきものがかり (イキモノガカリ) |
録音 | 北村峰晴 (キタムラミネハル) |
編集 | 今井剛 (イマイツヨシ) |
スタイリスト | 小里幸子 (Yoshiko Kosato) |
キャスティング | 近藤亮一 (コンドウリョウイチ) |
ラインプロデューサー | 齋藤寛朗 (サイトウヒロアキ) |
制作担当 | 宿崎恵造 (ヤドザキケイゾウ) |
助監督 | 神徳幸治 (コウトクコウジ) |
スクリプター | 田口良子 (タグチリョウコ) |
VFXスーパーバイザー | 古賀信明 (コガノブアキ) |
スチール | 鈴木さゆり (スズキサユリ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
松下奈緒 (Matsushita Nao) | 水瀬杏(大人時代) |
夏帆 (Kaho) | 水瀬杏(中高生時代) |
井坂俊哉 (イサカトシヤ) | 北村大悟(大人時代) |
池松壮亮 (Sosuke Ikematsu) | 北村大悟(中高生時代) |
塚田健太 (ツカダケンタ) | 月島藤(中高生時代) |
岡本杏理 (オカモトアンリ) | 月島椎香(中高生時代) |
戸田菜穂 (Toda Naho) | 植草美和子(杏の母親) |
高杉瑞穂 (タカスギミズホ) | 佐倉圭一郎 |
伴杏里 (バンアンリ) | 月島椎香(大人時代) |
風間トオル (Toru Kazama) | 水瀬正弘(杏の父親) |
藤村志保 (Fujimura Shiho) | 植草美佐代(杏の祖母) |