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作品詳細
時をかける少女(’83)
ある日突然、時間を超える能力を持ってしまった少女の不思議な経験と悲しい恋を描く物語
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。土曜日の放課後、掃除当番の芳山和子は実験室で不審な物音を聞きつけ、中に入ってみるが人の姿はなく、床に落ちたフラスコの中の液体が白い煙をたてていた。フラスコに手をのばした和子はラベンダーの香りに包まれて気を失ってしまう。この事件があってから、和子は時間の感覚がデタラメになったような奇妙な感じに襲われるようになっていた。ある夜、地震があり外に避難した和子は、吾朗の家の方で火の手があがっているのを見、あわてて駈けつける。幸い火事はボヤ程度で済んだ。翌朝、和子は学校へ行く途中に吾朗と一緒になり地震のことを話していると突然、古い御堂の屋根瓦がくずれ落ちてきた。気がつくと和子は自分のベッドの中にいた。夢だったのだ。その朝、学校で和子が吾朗に地震のことを話すと、地震などなかったと言う。そして授業が始まり、和子は愕然とした。昨日と全く同じ授業内容だったのだ…。
■解説
筒井康隆の同名小説の映画化で、脚本は「転校生」の剣持亘、監督も同作の大林宣彦、撮影も同作の阪本善尚がそれぞれ担当。主題歌は、原田知世。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1983)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 大林宣彦 (Nobuhiko Obayashi) |
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脚本 | 剣持亘 |
脚色 | 大林宣彦 (Nobuhiko Obayashi) |
原作 | 筒井康隆 (ツツイヤスタカ) |
製作 | 角川春樹 (Haruki Kadokawa) |
プロデューサー | 山田順彦 大林恭子 (オオバヤシキョウコ) |
撮影 | 阪本善尚 (サカモトヨシタカ) |
美術デザイン | 薩谷和夫 (サツヤカズオ) |
音楽監督 | 松任谷正隆 (マツトウヤマサタカ) |
音楽プロデューサー | 高桑忠男 石川光 (イシカワコウ) |
音楽デザイン | 林昌平 (ハヤシショウヘイ) |
主題歌 | 原田知世 (Harada Tomoyo) |
録音 | 稲村和己 (イナムラカズミ) |
照明 | 渡辺昭夫 (ワタナベアキオ) |
編集 | 大林宣彦 (Nobuhiko Obayashi) |
助監督 | 内藤忠司 (Tadashi Naito) |
スチール | 遠藤功成 |
作画合成 | 岡田明方 山田孝 |
人形製作 | 桑原実絵 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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原田知世 (Harada Tomoyo) | 芳山和子 |
高柳良一 (タカヤナギリョウイチ) | 深町一夫 |
尾美としのり (Toshinori Omi) | 堀川吾朗 |
津田ゆかり (ツダユカリ) | 神谷真理子 |
岸部一徳 (Ittoku Kishibe) | 福島利男 |
根岸季衣 (Negishi Toshie) | 立花尚子 |
内藤誠 (ナイトウマコト) | 芳山哲夫 |
入江若葉 (イリエワカバ) | 芳山紀子 |
山下陽子 (ヤマシタヨウコ) | 芳山良子(7歳) |
岡寛恵 | 芳山良子(18歳) |
きたむらあきこ | 堀川貞子 |
升元泰造 | 竹尾原道 |
高林陽一 (Yoichi Takabayashi) | 時計屋の男 |
明日香いづみ (アスカイヅミ) | 喪服の女 |
小川麻衣子 (オガワマイコ) | 生徒A |
石井きよみ (イシイキヨミ) | 生徒B |
内藤研 (ナイトウケン) | 生徒C |
新井瑞 | 幼年時代の和子(5歳) |
新井雅 | 幼年時代の和子(3歳) |
平野仙丈 | 幼年時代の一夫 |
加藤岳史 (カトウ) | 幼年時代の吾朗 |
上原謙 (ウエハラケン) | 深町正治 |
入江たか子 (イリエタカコ) | 深町たつ |