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作品詳細
やじきた道中 てれすこ
弥次喜多コンビと売れっ子花魁が旅に出た。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。時は太平。大阪で“てれすこ”と呼ばれる不思議な生物が捕獲され、人々の話題を集めていた。その頃、江戸、品川の遊郭「島崎」では、売れっ子花魁(おいらん)のお喜乃が、新粉細工職人の弥次さんに、本物そっくりの指を粉で作らせて、お客に「想いの深さを表す切り指」と偽って渡し、金をせしめていた。そんな中お喜乃は、沼津にいる病気の父に会うため、遊郭を抜け出し、一緒に逃げて欲しいと涙ながらに弥次さんに頼む。
■解説
「東海道中膝栗毛」でお馴染みの、弥次さん、喜多さんの物語に、落語の人気演目「てれすこ」を取り入れた人情喜劇。花魁・お喜乃の手玉に取られた弥次さんが、喜多さんと三人で沼津まで下る珍道中だ。監督は、『愛を乞うひと』の平山秀行。平山監督は、『しゃべれどもしゃべれども』でも、落語を素材にしているが、「落語を取り入れた正統派の時代劇、王道の映画を作りたかった」とインタビューで語っている。主演は中村勘三郎、柄本明の芸達者な弥次・喜多コンビに、花魁役の小泉今日子。『転々』などで、本領を発揮し始めた小泉今日子だが、本作の花魁では女優として見事に開花。勘三郎、柄本の二人に引けをとらない演技を見せている。
2007年11月10日 より 丸の内ピカデリー2ほか全国にて
- 配給:松竹
- 製作国:日本(2007)
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- ジャンル:
- 任侠/時代劇
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- コメディ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 平山秀幸 (Hideyuki Hirayama) |
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脚本 | 安倍照雄 (アベテルオ) |
企画協力 | 田中亨 |
製作 | 佐々木史朗 (ササキシロウ) 川城和実 (Kazumi Kawashiro) 皇達也 (スメラギタツヤ) |
プロデューサー | 渡辺敦 (ワタナベアツシ) 久保田傑 (クボタスグル) 佐生哲雄 |
撮影 | 柴崎幸三 (シバザキコウゾウ) |
美術 | 中澤克巳 (ナカザワカツミ) 中山慎 |
音楽 | 安川午朗 (Goro Yasukawa) |
録音 | 橋本文雄 (ハシモトフミオ) |
照明 | 上田なりゆき (ウエダナリユキ) |
編集 | 川島章正 (カワシマアキマサ) |
衣裳 | 竹林正人 |
アソシエイトプロデューサー | 河野聡 (カワノサトシ) 上山公一 仲吉治人 駒崎桂子 |
アシスタントプロデューサー | 坂巻美千代 |
制作担当 | 宿崎恵造 (ヤドザキケイゾウ) |
監督補 | 蝶野博 (チョウノヒロシ) |
助監督 | 山本透 (ヤマモトトオル) |
スクリプター | 近藤真智子 (コンドウマチコ) |
視覚効果 | 橋本満明 (ハシモトミツアキ) |
俳優担当 | 寺野伊佐雄 |
スチール | 鈴木さゆり (スズキサユリ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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十八代目中村勘三郎 (Kanzaburo Nakamura XVIII) | 弥次郎兵衛 |
柄本明 (Akira Emoto) | 喜多八 |
小泉今日子 (Koizumi Kyoko) | お喜乃 |
ラサール石井 (ラサールイシイ) | 梅八 |
麿赤兒 (Akaji Maro) | |
波乃久里子 (ナミノクリコ) | |
松重豊 (Yutaka Matsushige) | 地廻りの太十 |
山本浩司 (ヤマモトヒロシ) | 地廻りの甚八 |
ベンガル (Bengaru) | |
初代坂東彌十郎 (バンドウヤジュウロウ) | |
六平直政 (Naomasa Musaka) | |
諏訪太朗 (スワタロウ) | |
綾田俊樹 (アヤタトシキ) | |
星野亜希 (ホシノアキ) | |
大寶智子 (オオタカラトモコ) | |
三浦誠己 (ミウラマサキ) | |
ささの貴斗 (ササノタカト) | |
柳家三三 (ヤナギヤサンザ) | |
建蔵 (ケンゾウ) | |
螢雪次朗 (Yukijiro Hotaru) | |
佐藤正宏 (サトウマサヒロ) | |
左右田一平 (ソウダイッペイ) | |
吉川晃司 (キッカワコウジ) | |
鈴木蘭々 (スズキランラン) | |
淡路恵子 (Awaji Keiko) | おさん |
笑福亭松之助 (ショウフクテイマツノスケ) | 与兵衛 |
南方英二 (ミナカタエイジ) | |
間寛平 (ハザマカンペイ) | 奉行 |
藤山直美 (Fujiyama Naomi) | お仙 |
國村隼 (Jun Kunimura) | 代貸 |
笹野高史 (Takashi Sasano) | お喜乃の父 杢兵衛 |