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作品詳細

  • ステイン・アライブ

    (原題:Staying Alive)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

5年前にディスコ“2001年オデッセイ”でディスコ・キングとして君臨したトニー・マネロ(ジョン・トラヴォルタ)は、現状に空しさを感じブロードウェイでのダンサーを目指していた。昼は“ファティマズ・ダンスランド”のダンス・コーチ、夜はクラブのバーテンダーとして働きながら、トニーは手当たり次第にオーディションを受けるが、すべてに失敗し続けていた。そんな彼を慰めてくれるのは“ファティマズ・ダンスランド”の同僚で、ブロードウエイ・ジプシーの恋人ジャッキー(シンシア・ローズ)だった。ある夜、トニーはジャッキーが出演しているブロードウェイ・ショーの最終公演を観に行く。その際、彼は、その舞台のヒロイン役であるローラ(フィノラ・ヒューズ)に一目惚れしてしまう。言葉巧みに口説いたトニーは、ローラの部屋で二人だけの熱い夜を過ごした。有頂天の彼はローラの勧めで、彼女の主演が決まっていた新作のオーディションを受けて、端役にありつくことができた。しかし、ローラにしてみればトニーは通りすがりの男でしかなかった。自由に生きようとするローラをしつこく追うトニーは、ジャッキーの心までも傷つけてしまう。失意のトニーは、故郷のベイ・リッジに帰る。トニーの母(ジュリー・ボヴァッソ)は、傷心の彼の心中を察して勇気づけた。新たな決意を胸にマンハッタンに戻つたトニーは、精力的にショーのリハーサルをこなし、同じ舞台に立つジャッキーともヨリを戻そうとした。連日のリハーサルで主役を演じる男のリード・ダンサーは、こみいった振付をマスターできずにいた。それを見たトニーは、ジャッキーに頼み込んで、夜通しリハーサルに励み、主役のステップを見事にマスターする。翌日、リハーサル中に男のリード・ダンサーが、またもやステップをしくじってよろめいた。 振付のジェシー(スティーヴ・インウッド)は、主役の踊りに挑戦したいと申し出たトニーにチャンスを与えた。相手役のローラは大声で反対する。二人が組んだステップは気が合わず、何度も失敗する。トニーは、あきらめかかるが、ジェシーは彼に期待していると語り、叱侘するのだった。挫折しかけていたトニーの心に再び闘魂の火がともり、彼は開幕の日まで猛練習を続ける。新作『悪魔の裏通り』の、ブロードウェイ初日の幕が上がった。トニーの母の顔も見える満員の観客席は、魔術のような迫力で圧倒してくる舞台に酔いしれ静まりかえった。トニーは演目の途中で台本を無視し、即興の踊りを続ける。突然、踊りの途中でローラにキスしようとしたトニーの顔を、彼女はひっかいた。主役二人の火花の散るような激しい心の葛藤が、舞台に計算外の緊張感をもたらせ、良い効果を呼んだのだ。熱狂のうちに幕は下りたが、トニーの母をはじめ、観客の誰もが席を立たずに割れるような拍手を送り続ける。ジャッキーも心からの拍手をトニーに送った。ここに、また一人、ブロードウェイのスターが誕生したのである。かつてのディスコ野郎が、スターとして舞い踊る魔法の世界。その夜のブロードウェイで最高の主役は、トニー・マネロだった。同僚の拍手の中、卜ニーはジャッキーの手を取ると、外を歩きたいと言った。意味も分からず見つめる彼女の前を、かつてのディスコ・キングは、『サタデー・ナイト・フィーバー』で見せた、あの独得のステップで通りを闊歩し始めたのだった。あの時と同じように、その姿は自信にあふれ、輝いてみえた。ディスコ・キングはブロードウェイに彗星のように現れた新しいスターとなった。



■解説

土曜日の夜の“ディスコ・キング”だった一人の男が、現状に飽き足らず、ブロードウェイのスターを目ざしてトレーニングを積み舞台に立つまでの姿を描いた青春映画で、「サタデー・ナイト・フィーバー」(78)の続篇。製作はロバート・スティグウッドと「ロッキー3」のシルヴェスター・スタローン、監督もスタローンが担当し、エグゼクティヴ・プロデューサーをビル・オークスがつとめている。脚本をスタローンとノーマン・ウェクスラーが執筆し、撮影を「ディア・ハンター」のカメラ・オペレーターから昇格した新鋭ニック・マクリーン、音楽をシルヴェスターの実弟フランク・スタローンとビー・ジーズ、衣裳をトム・ブロンンン、ダンス振付をデノン・ロールズとセイユバー・ロールズが担当。出演はジョン・トラヴォルタ、シンシア・ローズ、フィノラ・ヒューズ、スティーヴ・インウツド、ジュリー・ボヴァッソなど。ニューヨークのマンハッタン、ブルツクリン、ロサンジェルスでロケ撮影された。

  • 1983年12月10日 より

  • 配給:パラマウント映画=CIC
  • 製作国:アメリカ(1983)

■スタッフ

監督 シルヴェスター・スタローン (Sylvester Stallone)
脚本 シルヴェスター・スタローン (Sylvester Stallone) ノーマン・ウェクスラー (Norman Wexler)
製作総指揮 ビル・オークス (Bill Oakes)
製作 ロバート・スティグウッド (Robert Stigwood) シルヴェスター・スタローン (Sylvester Stallone)
キャラクター創造 ニック・コーン (Nik Cohn)
撮影 ニック・マクリーン (Nick McLean)
美術 ロバート・F・ボイル (Robert F. Boyle) ノーマン・ニューベリー (Norman Newberry)
音楽 ビージーズ (The Bee Gees) フランク・スタローン (Frank Stallone)
音楽コーディネーター ロビン・ガーブ (Robin Garb)
編集 ドン・ジンマーマン (Don Zimmerman) マーク・ワーナー (Mark Warner)
衣裳 トーマス・ブロンソン (Thomas Bronson)
振り付け デノン・ロールズ (Dennon Rawles) セイユバー・ロールズ (Sayuber Rawles)
字幕 戸田奈津子 (Natsuko Toda)

■キャスト

俳優名 役名
ジョン・トラヴォルタ (John Travolta)  Tony_Manero
シンシア・ローズ (Cynthia Rhodes)  Jackie
フィノラ・ヒューズ (Finola Hughes)  Laura
スティーヴ・インウッド (Steve Inwood)  Jessie
ジュリー・ボヴァッソ (Julie Bovasso)  Tony's_Mother
フランク・スタローン (Frank Stallone)  Carl

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