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作品詳細
包帯クラブ
思春期の繊細さと優しさを閉じこめた青春ストーリー
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。懸命に生きているうちに、誰かの大切なものを奪っている事がある。そんな現実に気づき、絶望すら感じていた高校生のワラは、偶然出会った不思議な少年ディノ、タンシオ、ギモたちと「包帯クラブ」を始める。インターネットで傷ついた出来事を投稿してもらい、その人が傷ついた場所に包帯を巻く。その風景をデジカメで撮影し、投稿者に送るのだ。最初は活動に充実感を覚えていたメンバーだったが、やがて自分たちの傷が疼きだし…。
■解説
“他人の傷に包帯を巻く”そんなささやかだけどポジティブな試みを始めた少年少女たちの群像劇。原作は「家族狩り」で山本周五郎賞、「永遠の仔」で日本推理作家協会賞を受賞した天童荒太、7年ぶりの書き下ろし小説。「傷の本当の痛みは、当人にしかわからない」と言いつつも、他人の痛みを自分の傷のように感じてしまう繊細な主人公たちは、やがてしなやかな強さと傷の癒し方を見つけていく。エキセントリックな行動を繰り返し、妙な関西弁を話すディノ役の柳楽優弥が最高!カンヌを騒がせた『誰も知らない』から3年、本物の役者に成長した彼をお見逃しなく。またワラ役の石原さとみも、さすがは実力派と呼ばれるだけの演技を見せてくれる。
2007年9月15日 より 丸の内TOEI1ほか全国にて
- 配給:東映
- 製作国:日本(2007)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 堤幸彦 (Yukihiko Tsutsumi) |
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脚本 | 森下佳子 (モリシタケイコ) |
原作 | 天童荒太 (テンドウアラタ) |
エクゼクティブ・プロデューサー | 中野匡人 |
企画 | 中村理一郎 (ナカムラリイチロウ) 濱名一哉 (ハマナカズヤ) 遠藤茂行 (エンドウシゲユキ) 細野義朗 (ホソノヨシロウ) 菅井敦 (スガイアツシ) 松田哲夫 (マツダテツオ) 長坂信人 (ナガサカノブト) |
プロデュース | 神康幸 (Yasuyuki Jin) 植田博樹 (ウエダヒロキ) |
プロデューサー | 兵頭秀樹 (ヒョウドウヒデキ) 大岡大介 (オオオカダイスケ) 野村敏哉 (ノムラ) |
撮影 | 唐沢悟 (カラサワサトル) |
美術 | 鈴木絢子 |
音楽 | ハンバートハンバート (ハンバートハンバート) |
エンディングテーマ | 高橋瞳 (タカハシヒトミ) |
録音 | 岩倉雅之 (イワクラマサユキ) |
照明 | 木村明生 (キムラアキオ) |
編集 | 大野昌寛 (オオノマサヒロ) |
制作進行 | 伊澤紀人 |
CGI | 藻形司郎 (Shiro Mogata) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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柳楽優弥 (Yuya Yagira) | ディノ(井出埜辰耶) |
石原さとみ (Ishihara Satomi) | ワラ(騎馬笑美子) |
田中圭 (Kei Tanaka) | ギモ(柳元紳一) |
貫地谷しほり (Kanjiya Sihori) | タンシオ(丹沢志緒美) |
関めぐみ (Seki Megumi) | テンポ(本橋阿花里) |
佐藤千亜妃 (サトウチアキ) | リスキ(芦沢律希) |
風吹ジュン (Fubuki Jun) | |
岡本麗 (Okamoto Rei) | |
大島蓉子 (Oshima Yoko) | |
国広富之 (クニヒロトミユキ) | |
塩見三省 (Sansei Shiomi) | |
原田美枝子 (Mieko Harada) |