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作品詳細
それから('85)
明治後期の東京を舞台に、親友の妻への愛に悩む主人公の姿を描く。夏目漱石の同名小説の映画化。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。明治後期の東京。長井代助は、三十歳になってもあえて定職を持たず、本を読んだり界隈を散歩したり、毎日を気ままに送る思索者である。しかし生活に困ることはない。父・得は大実業家で、兄・誠吾がその事業を継いでおり、次男の代助に多大な援助を与えていたからだ。おかげで、代助は別宅を構え、老婢と門野という書生を置いていた。父や兄は、そんな代助に、早く身を固めろと説き、しきりに縁談を持ち込んだが、その都度、何らかの理由をつけてはそれを拒んできた。そんな代助を、兄嫁の梅子や子供たちの縫と誠太郎が好ましい視線で見ていた。ある朝、代助に、親友・平岡常次郎からの便りが届いた…。
■解説
脚本は「ヘッドフォン・ララバイ」の筒井ともみ、監督は「メイン・テーマ」の森田芳光、撮影は「お葬式」の前田米造がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1985)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 森田芳光 (Yoshimitsu Morita) |
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脚本 | 筒井ともみ (ツツイトモミ) |
原作 | 夏目漱石 (ナツメソウセキ) |
企画 | サンダンス・カンパニー |
プロデューサー | 黒澤満 (クロサワミツル) 藤峰貞利 (フジミネサダトシ) |
撮影 | 前田米造 (マエダヨネゾウ) |
美術 | 今村力 (イマムラツトム) |
音楽 | 梅林茂 (Shigeru Umebayashi) |
音楽プロデューサー | 石川光 (イシカワコウ) |
録音 | 橋本文雄 (ハシモトフミオ) 宮本久幸 (ミヤモトヒサユキ) |
照明 | 矢部一男 (ヤベカズオ) |
編集 | 鈴木晄 (スズキアキラ) |
衣裳コーディネーション | 北村道子 (キタムラミチコ) |
助監督 | 原隆仁 (ハラタカヒト) |
スチール | 目黒祐司 (メグロユウジ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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松田優作 (Yusaku Matsuda) | 長井代助 |
藤谷美和子 (フジタニミワコ) | 平岡三千代 |
小林薫 (Kaoru Kobayashi) | 平岡常次郎 |
笠智衆 (Ryu Chishu) | 長井得 |
中村嘉葎雄 (Katsuo Nakamura) | 長井誠吾 |
草笛光子 (Kusabue Mitsuko) | 長井梅子 |
風間杜夫 (Morio Kazama) | 菅沼(三千代の兄) |
美保純 (Miho Jun) | 佐川の令嬢 |
森尾由美 (モリオユミ) | 長井縫 |
イッセー尾形 (イッセーオガタ) | 寺尾 |
羽賀研二 (ハガケンジ) | 門野 |
川上麻衣子 (カワカミマイコ) | 神楽坂の芸者・小染 |
遠藤京子 (エンドウキョウコ) | 神楽坂の芸者・久米香 |
泉じゅん (イズミジュン) | 女郎 |
一の宮あつ子 (イチノミヤアツコ) | 賄い婆さん |