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作品詳細
怪談
死んでも、愛し続ける。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。婀娜(あだ)な姿と芸が評判の富本の女師匠、豊志賀は、ある日、街筋で煙草売りの新吉とすれ違う。「またにしとくよ」と軽くいなす豊志賀だったが「やっぱりもらっておこうか」と新吉を呼び止める。煙草売りを口実に新吉は、豊志賀の稽古場に足繁く通うようになり、雪の降る夜、二人はついに男女の一線を越える。しかし、その後、二人に不幸が重なる。実はこの二人、親を殺された娘と、殺した男の息子という因縁の関係だった。
■解説
三遊亭円朝の名作落語「真景累ヶ淵」を、『リング』などのヒット作で知られる、Jホラーブームの火付け役、中田秀夫が身の凍るような美しい映像で映画化。主演は、『仄暗い水の底から』の黒木瞳と、歌舞伎界の新旗手、尾上菊之助だ。江戸時代、庶民に大流行した落語。中でも三遊亭円朝の作品は、今でも「脚本家になりたければ、シェイクスピアと三遊亭円朝は必読」と言われるくらいのヒットメーカーであったのだ。実際には演じるのに8時間以上かかる「真景累ヶ淵」をおいしいところだけ取り込み、『怪談』として現代に再現。黒木瞳演じる豊志賀の艶やかなこと。そして、尾上菊之助の妖しい美しさ。幼い頃の「肝だめし」を思い出す1作。
2007年8月4日 より 丸の内ピカデリー2ほか全国にて
- 配給:松竹、ザナドゥー
- 製作国:日本(2007)
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- ジャンル:
- ホラー
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- 任侠/時代劇
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 中田秀夫 (Hideo Nakata) |
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脚本 | 奥寺佐渡子 (オクデラサトコ) |
原作 | 三遊亭円朝 (サンユウテイエンチョウ) |
製作総指揮 | 迫本淳一 (サコモトジュンイチ) |
製作 | 松本輝起 (マツモトテルキ) 北川淳一 (キタガワジュンイチ) 稲田浩之 久松猛朗 (Takeo Hisamatsu) 千葉龍平 (チバリュウヘイ) 沼田宏樹 (ヌマタヒロキ) 亀山慶二 (カメヤマケイジ) 中村邦彦 (ナカムラクニヒコ) 喜多埜裕明 (Hiroaki Kitano) |
製作担当 | 本藤雅浩 (モトフジマサヒロ) |
プロデューサー | 一瀬隆重 (イチセタカシゲ) |
撮影 | 林淳一郎 (ハヤシジュンイチロウ) |
美術監督 | 種田陽平 (タネダヨウヘイ) |
アートディレクター | 矢内京子 (ヤウチキョウコ) |
音楽 | 川井憲次 (カワイケンジ) |
音楽プロデューサー | 慶田次徳 (ケイダツギノリ) |
録音 | 野中英敏 (ノナカヒデトシ) |
サウンドエフェクト | 柴崎憲治 (シバザキケンジ) |
照明 | 中村裕樹 (ナカムラ) |
編集 | 高橋信之 (タカハシノブユキ) |
衣裳デザイン | 黒澤和子 (Kazuko Kurosawa) |
キャスティング | 山口正志 (ヤマグチマサシ) |
ラインプロデューサー | 藤田義則 (フジタヨシノリ) |
助監督 | 佐伯竜一 (サエキリュウイチ) |
記録 | 小泉篤美 |
装飾 | 赤塚佳仁 (アカツカヨシヒト) |
整音 | 柿澤潔 (カキザワ) |
視覚効果 | 橋本満明 (ハシモトミツアキ) |
特殊造形 | 松井祐一 (Yuuichi Matsui) |
特殊効果 | 岸浦秀一 (キシウラシュウイチ) |
殺陣 | 高瀬将嗣 (タカセマサツグ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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五代目尾上菊之助 (オノエキクノスケ) | 深見新吉 |
黒木瞳 (Kuroki Hitomi) | 豊志賀 |
井上真央 (Inoue Mao) | お久 |
麻生久美子 (Aso Kumiko) | お累 |
木村多江 (Kimura Tae) | お園 |
光石研 (Ken Mitsuishi) | 勘蔵 |
清水ゆみ (シミズユミ) | おみつ |
広田レオナ (Hirota Reona) | おこう |
西野妙子 (ニシノタエコ) | おせな |
柳憂怜 (ヤナギユウレイ) | 茂松 |
宇津宮雅代 (ウツノミヤマサヨ) | お定 |
絵沢萠子 (エザワモエコ) | お筆 |
村上ショージ (ムラカミショージ) | 甚蔵 |
津川雅彦 (Masahiko Tsugawa) | 三蔵 |
一龍斎貞水 (イチリュウサイテイスイ) | 講釈師 |
六平直政 (Naomasa Musaka) | 皆川宗悦 |
榎木孝明 (Takaaki Enoki) | 深見新左衛門 |
瀬戸朝香 (Seto Asaka) | お賤 |