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作品詳細
マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶
世界中を虜にした回想のラテンラヴァー
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。マルチェロ・マストロヤンニは語る。その名を一躍世界中に知らしめた『甘い生活』は監督フェデリコ・フェリーニの想像力の賜物であり、俳優の仕事とは監督を信頼して任せておけばよいものなのだと。また、俳優は観客のものだが、プライバシーも大切なのだとも。そんな彼を愛した映画監督や共演者たち、浮き名を流した女優たち、さらには2人の娘バルバラとキアラの異母姉妹の言葉によって稀代の名優の人となりに迫る。
■解説
イタリアが生んだ名優が72歳の生涯を閉じて10年、厖大な記録映像とマストロヤンニ本人と縁の人々のインタビューで構成されたドキュメンタリーが登場した。争いや暴力を嫌い、風刺の精神に富み、常に冷静さと謙虚さを保っていた彼の美徳は怠け者であること。それは俳優としての長いキャリアの中で身につけた賢明な自己防衛の手段だった。どこか野暮ったさを感じさせる朴訥さと、しなやかな優雅さを併せ持ち、アニタ・エクバーグ、フェイ・ダナウェイ、カトリーヌ・ドヌーヴら共演女優との数知れないロマンスがありながら、“ラテンラヴァー”と呼ばれることに困惑する大いなる矛盾。それこそが最大の魅力であるに違いない。
2007年6月30日 より Bunkamura ル・シネマにて
- 配給:クレストインターナショナル
- 製作国:イタリア(2006)
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- ジャンル:
- ドキュメンタリー
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | マリオ・カナーレ (Mario Canale) アンナローザ・モッリ (Annarosa Morri) |
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撮影 | アントネッロ・ブランカ (Antonello Branca) |
音楽 | アルマンド・トロヴァヨーリ (Armando Trovajoli) |
編集 | アレサンドロ・ラッソ (Alessandro Raso) |
ナレーション | セルジオ・カステリット (Sergio Castellitto) |
日本語字幕 | 岡本太郎 (オカモトタロウ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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バルバラ・マストロヤンニ (Barbara Mastroianni) | Herself |
キアラ・マストロヤンニ (Chiara Mastroianni) | Herself |
アルマンド・トロヴァヨーリ (Armando Trovajoli) | Himself |
エットーレ・スコラ (Ettore Scola) | Himself |
フィリップ・ノワレ (Philippe Noiret) | Himself |
リナ・ウェルトミューラー (Lina Wertmuller) | Herself |
マリオ・モニチェリ (Mario Monicelli) | Himself |
アルフレド・ビニ (Alfredo Bini) | Himself |
クラウディア・カルディナーレ (Claudia Cardinale) | Herself |
ジュゼッペ・ロトゥンノ (Giuseppe Rotunno) | Himself |
アヌーク・エーメ (Anouk Aimee) | Herself |
ルイジ・マーニ (Luigi Magni) | Himself |
マルコ・ベロッキオ (Marco Bellocchio) | Himself |
リリアーナ・カヴァーニ (Liliana Cavani) | Herself |
ジョヴァンナ・カウ (Giovanna Cau) | Herself |
ジャン・ソレル (Jean Sorel) | Himself |
アンジェラ・アンツィマーニ (Angela Anzimani) | Herself |
ロベルト・ファエンツァ (Roberto Faenza) | Himself |
ジュゼッペ・トルナトーレ (Giuseppe Tornatore) | Himself |
セルジオ・ルビーニ (Sergio Rubini) | Himself |
フランチェスカ・アルキブジ (Francesca Archibugi) | Herself |
サンドリーヌ・ボネール (Sandrine Bonnaire) | Herself |
スーゾ・チェッキ・ダミーコ (Suso Cecchi D'Amico) | Himself |
ヴィットリオ・タヴィアーニ (Vittorio Taviani) | Himself |
ニコレッタ・エルコーレ (Nicoletta Ercole) | Herself |
トニーノ・グエッラ (Tonino Guerra) | Himself |
ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ (Gianni Di Venanzo) | Himself |
フェデリコ・フェリーニ (Federico Fellini) | Himself |
ピエトロ・ジェルミ (Pietro Germi) | Himself |
ヴィルナ・リージ (Virna Lisi) | Herself |
ルッジェーロ・マストロヤンニ (Ruggero Mastroianni) | Himself |
ソフィア・ローレン (Sophia Loren) | Herself |
ルキノ・ヴィスコンティ (Luchino Visconti) | Himself |
ヴァレリオ・ズルリーニ (Valerio Zurlini) | Himself |