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作品詳細
サイドカーに犬
あの夏は、ヨーコさんの登場とともに始まった
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。不動産会社に勤める薫は、ある朝ふいに1週間の有給休暇をとった。馴染みの釣堀で釣り糸をたらしながら、ふと、父が会社を辞め、母が家を出て行った数日後のことを思い出した。ヨーコさんという女性が家に来るようになった。たばこをスパスパ吸い、自転車を乗り回し、夕食には、「エサ」と言って麦チョコを食べさせる、破天荒な人だった。しかし、子供と対等に向き合って話をしてくれるヨーコさんを薫は好きになっていく…。
■解説
長嶋有のデビュー作を『雪に願うこと』の名匠、根岸吉太郎が映画化。主演は、2年ぶりの映画出演となる竹内結子だ。『いま、会いにゆきます』など、はかなげな役が多かった竹内結子が、ぶっきらぼうだが、おおらかで愛情深いヨーコを颯爽と演じている。今までにない、カッコいい竹内結子を楽しめる。ヨーコを慕う子供時代の薫を演じたのは、『ハリヨの夏』の松本花奈。小学4年生の女の子と言えば、大人の世界に憧れながらも、まだ遠くから覗いている年頃。ヨーコと出会うことで、自分らしさを解き放つ楽しさを知り、成長していく様を自然体で演じている。父親に頭突きをし、「ワンワン!」と吠えるシーンが、本作のテーマを象徴している。
2007年6月23日 より シネスイッチ銀座、アミューズCQNほか全国にて
- 配給:ビターズ・エンド、CDC
- 製作国:日本(2007)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 根岸吉太郎 (Kichitaro Negishi) |
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脚本 | 田中晶子 真辺克彦 (マナベカツヒコ) |
原作 | 長嶋有 (ナガシマユウ) |
エグゼクティブプロデューサー | 大木達哉 (オオキタツヤ) |
製作 | 若杉正明 (ワカスギマサアキ) 細野義朗 (ホソノヨシロウ) 柳田和久 |
製作担当 | 青木義章 |
プロデューサー | 田辺順子 (タナベマサコ) |
撮影 | 猪本雅三 (イノモトマサミ) |
美術 | 三浦伸一 (ミウラシンイチ) |
装飾 | 穐原勲 (ハギハライサオ) |
音楽 | 大熊ワタル (オオクマワタル) |
音楽プロデューサー | 佐々木次彦 (ササキツグヒコ) |
主題歌 | YUI (ユイ) |
録音 | 横溝正俊 (ヨコミゾマサトシ) |
音響効果 | 斎藤昌利 (サイトウマサトシ) |
照明 | 金沢正夫 (カナザワマサオ) |
編集 | 小島俊彦 |
衣裳デザイン | 宇都宮いく子 (ウツノミヤイクコ) |
スタイリスト | 浜井貴子 (ハマイタカコ) |
ヘアメイク | 倉田明美 (クラタアケミ) |
ラインプロデューサー | 鈴木勇 (スズキイサム) |
助監督 | 橋本光二郎 (ハシモトミツジロウ) |
スクリプター | 岩倉みほ子 (イワクラミホコ) |
スチール | 井上貴之 (イノウエタカユキ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
竹内結子 (Takeuchi Yuko) | ヨーコ |
古田新太 (Arata Furuta) | 近藤誠 |
松本花奈 (マツモトハナ) | 近藤薫(20年前) |
谷山毅 | 近藤透(20年前) |
ミムラ (Mimura) | 近藤薫(現在) |
鈴木砂羽 (Sawa Suzuki) | 近藤洋子 |
トミーズ雅 (トミーズマサ) | 浜口 |
山本浩司 (ヤマモトヒロシ) | 渡辺寿男 |
寺田農 (Minori Terada) | 釣堀の主人 |
松永京子 (マツナガキョウコ) | 部屋の下見する客 |
川村陽介 (カワムラヨウスケ) | 近藤透(現在) |
中山弟吾朗 (ナカヤマダイゴロウ) | 巡査 |
岡田幸樹 (オカダコウキ) | レポーター |
白鳥あかね (シラトリアカネ) | 駄菓子屋の店主 |
須貝菜々子 (スガイナナコ) | 釣堀の女の子 |
矢野吉彦 (ヤノヨシヒコ) | 実況 |
温水洋一 (Yoichi Nukumizu) | 増田治五郎 |
伊勢谷友介 (Yusuke Iseya) | 部屋の下見する客 |
樹木希林 (Kiki Kirin) | 増田トメノ |
椎名桔平 (Kippei Shiina) | 吉村 |