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作品詳細
はなれ瞽女おりん
盲目の旅芸人・おりんと、警察や憲兵隊に追われる男・平太郎との愛を美しい自然の中に描く。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。大正七年、春まだ浅い山間の薄暮、おりんは、破れ阿弥陀堂で一人の大男(平太郎)と出会った。翌日から、廃寺の縁の下や地蔵堂を泊り歩く二人の奇妙な旅が始まる。ある日、木賃宿の広間で、漂客や酔客相手におりんが「八百屋お七」を語っている時、大男はその客に酒を注いだり、投げ銭を拾い集めていた。またある夜には、料理屋の宴席で「口説き節」を唄うおりんの声を聞きながら、大男は勝手口で、下駄の鼻緒のすげかえをすることもあった。それからも大男は、大八車を買入れ、おりんと二人の所帯道具を積み込んで、旅を続ける。そんな時、柏崎の薬師寺で縁日が開かれた。
■解説
盲目の旅芸人・おりんと、警察や憲兵隊に追われる男・平太郎との愛を美しい自然の中に描く。脚本は『忍ぶ川』の長谷部慶治と『桜の森の満開の下』の篠田正浩、監督も同作の篠田正浩、撮影は『妖婆』の宮川一夫がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1977)
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- ジャンル:
- ラブ・ストーリー
■スタッフ
監督 | 篠田正浩 (Masahiro Shinoda) |
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脚本 | 長谷部慶次 (ハセベケイジ) 篠田正浩 (Masahiro Shinoda) |
原作 | 水上勉 (ミズカミツトム) |
台詞 | 長谷部慶治 (ハセベケイジ) |
製作 | 岩下清 (イワシタキヨシ) 飯泉征吉 |
制作補 | 三島巌 (ミシマイワオ) |
撮影 | 宮川一夫 (Kazuo Miyagawa) |
美術 | 栗津潔 |
音楽 | 武満徹 (Toru Takemistu) |
録音 | 西崎英雄 (ニシザキヒデオ) |
照明 | 佐野武治 (サノタケジ) |
編集 | 山地早智子 |
助監督 | 永井正夫 (ナガイマサオ) |
スチル | 山崎博 |
製作宣伝 | 市川しげ子 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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岩下志麻 (Iwashita Shima) | おりん |
原田芳雄 (Yoshio Harada) | 大男・平太郎 |
奈良岡朋子 (Naraoka Tomoko) | テルヨ |
神保共子 (ジンボキョウコ) | ツギ子 |
横山リエ (ヨコヤマリエ) | カネ子 |
宮沢亜古 (ミヤザワアコ) | ヤス子 |
中村恵子 (ナカムラケイコ) | ミツ子 |
殿山泰司 (Taiji Tonoyama) | 炭焼男 |
桑山正一 (クワヤママサカズ) | 今西万三郎 |
樹木希林 (Kiki Kirin) | 一瀬たま |
小林薫 (Kaoru Kobayashi) | 袴田虎三 |
西田敏行 (Toshiyuki Nishida) | 助太郎 |
原泉 (ハラセン) | 老婆 |
嶺川貴子 (ミネカワタカコ) | おりん(少女) |
不破万作 (フワマンサク) | 小杉 |
山谷初男 (ヤマヤハツオ) | 山下 |
安部徹 (Tooru Abe) | 別所彦三郎 |
浜村純 (ハマムラジュン) | 斉藤 |
加藤嘉 (カトウヨシ) | 伊助 |