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作品詳細
saru phase three
あるかもしれない身近な恐怖を描き出す衝撃作
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。バイクショップの整備士・稔は、アメリカをバイクで旅する事を夢見る青年。そんな彼に突然病魔が襲う。肺に悪性の腫瘍が発見された。手術は成功したかに思われたが、リンパ腺への転移を知らされる。それからは抗がん剤の副作用による様々な症状が顕れるようになるのだった。日に日に確実に弱っていく稔。見舞いにやってきた友人・仲村は、彼の変わりように驚き、主治医にカルテを見せるように申し入れるのだったが…。
■解説
“人体実験アルバイト”とも言うべき治験の実態をドキュメンタリー・タッチで描いた『サル』から3年、本作は、実際にあった“抗がん剤事件”をベースに、医療の現場に起こりうる(または実際に起こっているかもしれない)恐怖を、新進の葉山陽一郎監督が描き出している。“フェイズ”とは“治験”のこと。新薬が医療現場で使用されるまでに経る3段階の治験の事を本作のタイトルは示している。その“治験”に巻き込まれてしまう青年を、「仮面ライダー龍騎」などのヒーロー像が定着している高野八誠が務め、新境地を拓いているのも興味深いところ。
2007年2月17日 より シネマ・ロサ(レイト)にて
- 配給:クリエイティブファッツ、楽映舎
- 製作国:日本(2006)
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- ジャンル:
- ドラマ
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