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作品詳細
バベル
一発の銃弾が、孤独な心を繋ぎあわす…
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。
■解説
メキシコの名匠、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が放つ衝撃のヒューマンドラマ。モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、異なる事件から一つの真実が導かれていく。複数のストーリーがひとつに収束していく展開は、『アモーレス・ペロス』〜『21g』をより発展させたものといえ、監督三作目にして、“イニャリトゥ流”の確立がなされたともいえよう。第79回アカデミー賞において助演女優賞にノミネートされた菊地凛子の存在感のある演技は評価するに値する。最優秀作曲賞を受賞したグスタボ・サンタオラヤのスコアも素晴らしい。
2007年4月28日 より 日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にて
- 配給:ギャガ・コミュニケーションズ
- 製作国:アメリカ(2006)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ (Alejandro Gonzalez Inarritu) |
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脚本 | ギジェルモ・アリアガ (Guillermo Arriaga) |
原案 | ギジェルモ・アリアガ (Guillermo Arriaga) アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ (Alejandro Gonzalez Inarritu) |
製作 | アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ (Alejandro Gonzalez Inarritu) ジョン・キリク (Jon Kilik) スティーヴ・ゴリン (Steve Golin) |
共同製作 | アン・ロアク (Ann Ruark) |
撮影監督 | ロドリゴ・プリエト (Rodrigo Prieto) |
美術 | ブリジット・ブロシュ (Brigitte Broch) |
音楽 | グスターヴォ・サンタオラヤ (Gustavo Santaolalla) |
編集 | スティーヴン・ミリオン (Stephen Mirrione) |
衣装 | マイケル・ウィルキンソン (Michael Wilkinson) |
キャスティング | フランシーヌ・マイスラー (Francine Maisler) 奈良橋陽子 (ナラハシヨウコ) |
字幕翻訳 | 松浦美奈 (Mina Matsuura) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
ブラッド・ピット (Brad Pitt) | Richard |
ケイト・ブランシェット (Cate Blanchett) | Susan |
ガエル・ガルシア・ベルナル (Gael Garcia Bernal) | Santiago |
役所広司 (Koji Yakusho) | Yasujiro |
アドリアナ・バラッザ (Adriana Barraza) | Amelia |
菊地凛子 (Kikuchi Rinko) | Chieko |
エル・ファニング (Elle Fanning) | Debbie |
二階堂智 (ニカイドウサトシ) | Kenji |
ネイサン・ギャンブル (Nathan Gamble) | Mike |
ブブケ・アイト・エル・カイド (Boubker Ait El Caid) | Yussef |
サイード・タルカーニ (Said Tarchani) | Ahmed |
モハメド・アクサム (Mohamed Akhzam) | Guide in Morocco |