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作品詳細
ミックスマシン
トリウッドスタジオ プロジェクト第1弾作品。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。タエは、周りの人たちに本当の自分をだせず、気持ちを押し殺し生活している。そんな状況の中、人間関係に興味を持てなくなっていた。そんなある日、町中でおかしな実験をしているミツルを見かける。自分とどこか同じ“匂い”のするミツルにタエは惹かれ、ミツルもタエに惹かれていく。そんなある日、ある出来事がきっかけでタエとミツルは「二人が溶け合って一緒になれるように。」と必死に発明品を作り始める。その発明品とは、二人をぐちゃぐちゃの肉にして混ぜ合わせるという大きなミキサーだった…。二人は“ひとつ”になることができるのか。そして“一緒”にいる意味って…?
■解説
本作『ミックスマシン』の監督、斉藤可奈子氏は現役の専門学校生。彼女はこの作品について、「いま心にもやもやを抱えて生きている人と、それを受け入れて生きている人、両方に見てもらいたい。」と語っている。また本作は、“学生にしか作れないもの”を作ろうという“学生による映画製作プロジェクト”として、実質的に動くスタッフ全員を学生(現場制作スタッフだけではなく、スチール担当も、広告デザイン担当も全て)にして、「まだ世に出ていないけど、質の高いものを作れる人がいる。」というメッセージを、作品を通して観客に伝えようとしている。キャストもオーディションで決めるなど、様々な試みからなる入魂の一作といえよう。(作品資料より)
2006年11月25日 より 下北沢トリウッドにて
- 配給:トリウッド
- 製作国:日本(2006)
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- ジャンル:
- ドラマ