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作品詳細
トゥモローワールド
子どものいない世界で、未来を求めて戦う男と、未来へのキーとなる少女……
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。西暦2027年。ロンドンには移民が溢れ、当局は移民たちを厳しく取り締まっていた。街にはテロが横行し、全てが殺伐としていた。18年間、人類には子どもが誕生しておらず、人々は未来のない世界を生きていた。ある日、エネルギー省官僚のセオは、元妻・ジュリアンが率いる地下組織FISHに拉致される。彼らはセオを利用し、人類救済組織“ヒューマン・プロジェクト”に、人類の未来を担う一人の少女を届けようとしていたのだ……。
■解説
英国作家界の女王P.D.ジェイムズの「The Children of Men(人類の子供たち)」を映画化した本作。子どもたちの声の聞こえない、銃弾の飛び交う荒んだ未来の世界を描いている。その世界には、テロや銃撃戦、裏切りが満ち満ちている。圧倒的な質量で描く銃撃戦のすさまじさには、思わず圧倒されてしまうはずだ。特筆すべきはアルフォンソ・キュアロン監督が徹底的にこだわったという8分間の長回しのシーン。完璧な計算とスタッフ・キャストの連携がなければ実現不可能なこのシーンだけでも、この映画を観る価値はあるだろう。なぜ、子どもたちが生まれなくなってしまったのか……、今を生きる私たちに深いテーマを投げかけてくる一作だ。
2006年11月18日 より 日劇1ほか全国にて
- 配給:東宝東和
- 製作国:アメリカ=イギリス(2006)
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- ジャンル:
- SF/ファンタジー
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- スリラー/サスペンス
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | アルフォンソ・キュアロン (Alfonso Cuaron) |
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脚色 | アルフォンソ・キュアロン (Alfonso Cuaron) ティモシー・J・セクストン (Timothy J. Sexton) デイヴィッド・アラタ (David Arata) マーク・ファーガス (Mark Fergus) ホーク・オツビー (Hawk Ostby) |
原作 | P.D.ジェイムズ (P.D. James) |
製作総指揮 | トーマス・A・ブリス (Thomas A. Bliss) アーミアン・バーンスタイン (Armyan Bernstein) |
製作 | ヒラリー・ショー (Hilary Shor) マーク・エイブラハム (Marc Abraham) Tony Smith (Tony Smith) エリック・ニューマン (Eric Newman) イエン・スミス (Iain Smith) |
撮影監督 | エマニュエル・ルベツキ (Emmanuel Lubezki) |
プロダクション・デザイナー | ジェフリー・カークランド (Geoffrey Kirkland) ジム・クレイ (Jim Clay) |
編集 | アレックス・ロドリゲス (Alex Rodriguez) アルフォンソ・キュアロン (Alfonso Cuaron) |
衣装デザイン | ジャイニー・テマイム (Jany Temime) |
オリジナル楽曲 | ジョン・ダヴナー (John Tavener) |
SFXスーパーバイザー | ポール・コーホールド (Paul Corbould) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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クライヴ・オーウェン (Clive Owen) | Theo |
ジュリアン・ムーア (Julianne Moore) | Julian |
キウェテル・イジョフォー (Chiwetel Ejiofor) | Luke |
チャーリー・ハナム (Charlie Hunnam) | Patric |
クレア=ホープ・アシティ (Claire Hope Ashitey) | Kee |
マイケル・ケイン (Michael Caine) | Jasper |