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作品詳細
楢山節考('83)
信州の山深い寒村を舞台に、死を目前にした人間の生き方を描く。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。おりんは元気に働いていたが今年楢山まいりを迎えようとしていた。楢山まいりとは七十歳を迎えた冬には皆、楢山へ行くのが貧しい村の未来を守る為の掟であり、山の神を敬う村人の最高の信心であった。山へ行くことは死を意味し、おりんの夫、利平も母親の楢山まいりの年を迎え、その心労に負け行方不明となったのである。春。向う村からの使の塩屋が辰平の後添が居ると言って来た。おりんはこれで安心して楢山へ行けると喜ぶ。辰平にはけさ吉、とめ吉、ユキの三人の子供とクサレと村人に嫌われる利助と言う弟がいた。それがおりんの家・根っ子の全家族である。
■解説
信州の山深い寒村を舞台に、死を目前にした人間の生き方を描く。深沢七郎の同名小説と『東北の神武たち』の映画化で、脚本・監督は『ええじゃないか』の今村昌平、撮影は栃沢正夫がそれぞれ担当.(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1983)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 今村昌平 (Shohei Imamura) |
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脚本 | 今村昌平 (Shohei Imamura) |
原作 | 深沢七郎 (フカザワシチロウ) |
企画 | 日下部五朗 (クサカベゴロウ) |
製作 | 友田二郎 (トモダジロウ) |
撮影 | 栃沢正夫 (トチザワマサオ) |
美術 | 芳野尹孝 (ヨシノノブタカ) |
音楽 | 池辺晋一郎 (イケベシンイチロウ) |
録音 | 紅谷愃一 (Kenichi Beniya) |
照明 | 岩木保夫 (イワキヤスオ) |
編集 | 岡安肇 (オカヤスハジメ) |
助監督 | 武重邦夫 (タケシゲクニオ) 池端俊策 |
スチール | 石黒健治 (イシグロケンジ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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緒形拳 (Ken Ogata) | 辰平 |
坂本スミ子 (Sumiko_Sakamoto) | おりん |
あき竹城 (アキタケジョウ) | 玉やん |
倉崎青児 (クラサキセイジ) | けさ吉 |
高田順子 (タカダジュンコ) | 松やん |
嶋守薫 (シマモリカオル) | とめ吉 |
左とん平 (ヒダリトンペイ) | 利助 |
辰巳柳太郎 (タツミリュウタロウ) | 銭屋の又やん |
深水三章 (Sansho Shinsui) | 銭屋の忠やん |
横山あきお (ヨコヤマアキオ) | 雨屋 |
志村幸江 | 雨屋の女房 |
岡本正巳 (オカモトマサミ) | 雨屋の長男 |
清川虹子 (Nijiko Kiyokawa) | おかね |
江藤漢 (エトウカン) | 欣やん |
常田富士男 (トキタフジオ) | 仁作 |
小林稔侍 (Nenji Kobayashi) | 常 |
三木のり平 (ミキノリヘイ) | 塩屋 |
ケーシー高峰 (ケーシータカミネ) | 新屋敷の父爺 |
倍賞美津子 (Baisho Mitsuko) | おえい |
殿山泰司 (Taiji Tonoyama) | 照やん |
樋浦勉 (ヒウラベン) | 焼松 |
小沢昭一 (Shoichi Ozawa) | 勝造 |